ベスト・クラシック100 2
まず特筆すべきは、このお値段でこれだけの著名楽曲が楽しめるということです。
演奏している楽団も著名な楽団ばかりで、オムニバスとはいえ寄せ集めの感じはしません。
クラシックといえば難しいイメージがあったりするかも知れませんが、
初心者でもそんなに垣根を感じることがないような選曲がされているのではないでしょうか。
そういった意味からも本作品は秀作であり、かつお得なタイトルであると思います。
ワーグナー「ワルキューレの騎行」
ロッシーニ「ウィリアム・テル」
ヴィヴァルディ「四季」
ベートーベン「エリーゼのために」
スメタナ「モルダウ」
サティ「ジュ・トゥ・ヴ」
メンデルスゾーン「ノクターン」
などなど、他にも一度は聴いたことがあるであろう楽曲がズラリ。
「ドラマで聴いた」「CMで聴いた」「ゲームの中で聴いた」なんていうものも数多くあるはず・・・。
聴きたかったけど曲名がわからなくて聴けなかった、というものもあるかも知れませんよ。
全6枚、それぞれのディスクがそれぞれの雰囲気を持っています。
聴き散らかすのではなく、1枚1枚じっくり聴いて頂くことでより深みが増すことでしょう。
心に残る音楽が壊滅状態にある昨今、
時にはクラシックを聴いてヒーリング気分を体験されてみてはいかがでしょうか。
ロバート・デ・ニーロ―挑戦こそわが人生 (フラッシュアウト・スターボックス)
多少スキャンダラスな要素もあり、それなりに面白いが肉薄感が否めない。彼の個人的バックボーン情報が薄いため、現在の姿に「なるほど感」を与えるストーリが弱い。著者はジャック・ニコルソンの「ジョーカーズ・ワイルド」という書籍も書いているが、そっちの方がずっと奥行きがあった。~しかし、興味深いのは80年代デ・ニーロが作品に恵まれ絶好調だった時期にほとんど興行的には赤字で、それによって-真偽は定かでないが-仕事が来なくなる不安にさいなまれていた等々の記載。スターの不安は様々だが、数々の名作に恵まれた時期が不安だったとすれば、やはり「ビジネス」の厳しさはデ・ニーロも例外ではないという事だろう。しかし、個人的に賛同できないのが「ミッドナイトラン」「俺たちは天使じゃない」等エンタテイメントへの出演を”単なるギャラ稼ぎ狙い””作品も陳腐でデ・ニーロの芝居も良くない”と断定している。僕はそうかなぁ?と思う。双方デニーロはいきいきといい芝居をしていたし、作品の完成度も高く周囲の評判も良かった。少し「芸術至上主義的」な偏った視野なのでは?との印象。そしてデ・ニーロの芝居の評価をJ・ニコルソン、M・ブランドと比較して”幅が狭い”と評しているが、僕は逆だろうと思う。彼ら二人はどの映画でも「彼ら自身性」が強く、その到達点が凄く高い。デ・ニーロは芝居の質感や発声技術など作品によって確実に変化させているが、その到達点が-一部作品を除いて-彼らよりちょっと低い、と思う。そういう意味でデ・ニーロは稀有な存在で、他の名優との差異なのでは。いずれにせよ、秘密の多い名優の評伝をせっかく書くならばもっと調査を、と思う結果が残念。~僕は映画や役者を評する人がほぼ演技経験ゼロなのが不満。少しでも経験があれば、その洞察・分析は的確かつ深みを持ち、細やかな襞を捉えたものになるのに、といつも思ってしまう。
ストラヴィンスキー:火の鳥/プルチネルラ
ストラヴィンスキーのバレエの代表曲の一つ火の鳥を収めた作品です。個人的には最後の結婚という曲を聞きたくて買ったのですが、この曲ではアルゲリッチら大物が演奏しています。変拍子のピアノ・打楽器・合唱が非常に現代的でプログレッシブな作品だと思います。個人的な意見ですが、クラシックファンならずとも、例えばプログレッシブロックが好きな方なども非常に楽しめる作品だと思います。
サラ・ジェシカ・パーカー Love & The City (P‐Vine BOOKs)
SEX AND THE CITYのキャリーとサラの違いが素直に書いてあります。
写真もいくつかあります。
キャリーが大好きな私はサラとの違いに少しショックでした。(違ってて当たり前なんですけど)
女優になったエピソード、SEX AND THE CITYについて、詳しく書いてありました。