クァークス
今年小学校に入学した娘がモノポリーで遊べるようになった。
つぎにコレで遊ぼうかなと。
進化をあつかったボードゲームですが、絵柄を見ているだけでも楽しい気分。
アタマと胴体とおしりに三分割されたカードを組み合わせながら、いかに環境にうまく適応していくかというゲーム。
こう聞くと複雑そうですが、カードを組みわせればモンタージュにように面白い動物ができあがるので、その行為だけでも楽しいです。
紙パーツの強度がすこしだけ気になるので星四つで。
252 生存者あり [DVD]
ドキュメンタリーではないし、粗をさがしたところで得るものはないと思います。
しかしながら、最低限のリアリティは必要であり、あまりにそれを無視されると、せっかくの物語に入り込めなくなるのもまた事実です。
どこまでが許容範囲かは人それぞれでしょうが、私にとっては、あれだけの災害で消防だけが救出作業に当たる中盤以降はマイナス1。別に、消防士が主役なのが問題なのではないですよ。
マイナス2つ目は、伊藤英明氏の感情移入しにくい演技力です。内野聖陽、山田孝之ら芸達者な人達に比較すると、申し訳ないが主人公が弱い印象です。
パニックシーンの出来の良さや、家族愛・人間愛を主軸にした物語など、かなり面白い映画だったので、やや残念な部分も際立ちました。
米陸軍サバイバル全書 [新版]
米軍の、サバイバル仕方が!!事細かに絵つき、写真つきで、かいてあるんで!!サバイバル仕方がわからない人にも、キャンプとか好きな人、軍マニアにも、もちろん、お勧めです!買わないと、損します。近寄っては、行けない爬虫類とか、薬になる。植物とか、食べれる植物とか、もちろん載っているんで、これさえ持っていたら、家族で!仲間で!キャンプとか、サバイバル完璧に出来ます。自信がつき、自慢出来ます!
生存 LifE (講談社漫画文庫 か 3-26)
仕事人間で家族をないがしろにしてきたサラリーマン・武田が、ガンを宣告され、自殺を図ろうとしていた時、行方不明だった娘の遺体が見つかったという報告を受ける。武田は、残りの人生を、娘を殺した犯人を捜すために使おうと決める。
まだ殺人事件の時効が15年だった時代(法改正され、2005年1月1日以降に起きた殺人事件の時効は25年)。犯人がほぼ特定されているのに、証拠不十分で逮捕できない。遂に時効が訪れてしまい...
刑事と武田の歯がゆい気持ちが伝わってくる。15年という時効の短さを感じる。時効の短さが、刑事に強引な捜査をさせ、冤罪を生んだのではないだろうか?と、今更ながら昔の法体系の不備を疎ましく思う。
利己的な遺伝子 (科学選書)
竹内久美子さんの一連の本で紹介されていたので、読んでみた。
さまざまな生物の不思議な行動が全て、利己的遺伝子の概念でわかりやすく説明している。世代間の争い、雄と雌の争いは、人間の家族問題や恋愛問題にもつながってくる。ミームの概念(生物的な自己複製子ではなく文化的な自己複製子)は、生物学的視点で社会や文化について、論じており面白い。
文章もわかりやすく、翻訳もこなれていていい。