真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) (特典なし)
確かに1を彷彿されるストーリーと登場人物なのですが、なんというか意識しすぎていて違和感がありました。
1の時には登場が必須だったために登場していた人物がそれっぽさを出すためだけに登場しているので、はっきり言っていろんな人が必要なかった感じでした。
謎解きは2よりは面白かった気がします。
ですが、途中で〇〇じゃないのかな??って気づいていた私ですが、あの必要な選択肢の最後の1つはあまりにも関連性がなさすぎて選べませんでした。
1つの選択肢では辿りつけないのなら、せめて推理出来た人にはもっと分かりやすいような選択肢にしてほしかったです。
あれでは偶然でしか完にたどり着けません。。。
それと、ミステリー編の「完」以外で犯人を見つけられるエンディングがないのもつまらなかったです。
1だとたとえ取り返しが付かない道をたどっていたとしても途中で推理が出来ていたので、完では見れない殺人の裏側も推理出来たのに、それがありませんでした。(タブン)
そして最後にひどい話が、
「完」を見終わるとなんとフローチャートがリセットされました。。。
読み飛ばしも出来ません。。。
まだ見てない「終」がある人はまさかもう一回最後までプレイしろっていうの???
さすがに一気にやる気が失せます。。。
と、散々文句を言っていますが、2に比べたら断然におもしろかったです。
(今のところ)気持ち悪いシナリオライターにスポットを当てた番外編もないですし、終へ続く道は1をプレイした時と同じような緊張感がありました。
(ただ、謎が残りっぱなしですけどね)
かまいたちの夜ファンの方なら期待しすぎずに一度プレイしてみることをオススメ出来ます♪
真かまいたちの夜 11人目の訪問者 (サスペクト)
これはもう、自分が知っている「かまいたちの夜」ではない。
文字は見やすく短めで(漢字はいらない)
ロードは短く(待てないから)
話は浅く広く(テンポよくね、飽きるから)
登場人物は可愛く
(かっこいい男は美形で、可愛い女は全部美少女。
気持ち悪いやつは皆ブサイクにしてう〜んと、その他は別にいいや普通で)
声も入れて
(リアル感とかどうでもいい。
彼の(彼女)の声が聞ければOK!)
そして
いつでも気軽にできる
「みんなでかまいたちの夜」
で盛り上がろう!
もう誰を対象にしてつくっているのか
よくよくわかりました。
だから「真!!かまいたちのの夜」なのか。
タイトルを変えてジャケットもアニメにして
フルボイスにしたほうがもっと売れそうだ。
だってボイスが入ってたらもうシルエットの意味がない・・。
第一作「かまいたちの夜」は今見てみると
登場人物は古臭いと感じる。
でも現在でも通じる
「リアル」「怖さ」「面白さ」「驚き」「演出」「音楽」
何をとっても最高でした。
文字の多さがどうした
またENDで最初からだとぉ〜(スーファミは)
いいよ!何回でもやってやるさ!!
文字の数だけ夢中にさせてくれました。
そして会話の所々潜む
人間くさい所が大好きでした。
大人っぽさが大好きでした。
それは当時の等身大
今作は
これが本当に現在の等身大・・?
ここまで萌が来るとは・・・
正直思ってなかった(泣)
(「鎌鼬の夜編」
解答編を待つ試みはトリックロジックを思い出す。
これだけは謎解きが楽しそう。)
かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相
『かまいたいの夜シリーズ』の完結編となる作品である。
『かまいたちの夜2』では我孫子武丸氏がほとんど関わっていなかったため、
『かまいたちの夜』とは大分毛色の違う、グロテスクなホラー要素が重視された作品であったが、
今回は全編に渡って我孫子武丸氏が絡んでいるという事もあり、原点回帰、つまり『かまいたちの夜』を彷彿とさせる内容となっている。
しかし原点回帰ではあるものの、『街』での『ザッピングシステム』が加わり、1とは違った楽しみ方が出来るのが今作品である。
前作品では、一人の視点でのみストーリーが進んでいくが、今回では、4人の視点でそれぞれの選択肢により4人の命運がからみあって、エンディングを決定する。
その為、同じ場面をまた違う人間の視点から見れると言った楽しみ方があるが、
会話文が多い箇所の重複ではほとんど文面が同じになってしまい、それがストレスとなってしまう人もいるため、
ここは評価する人と評価しない人とで二分されるところであろう。
ストーリー展開は基本的に『かまいたちの夜』と同一で、
最初のほのぼのとした雰囲気から、事件発生、1段階目の謎解きまでのミステリー、2段階目の謎解き以降は疑心暗鬼によるホラータッチである。
この展開は同人作品『かまいたちの夜another 煉獄』でも同じであっため、半ばお約束みたいなものであるが、
しかしこのお約束は人をよりサウンドノベルの世界に引き込む為の定石みたいなものであり、
続編ではこの定石の基本部分をくずさずに如何に前作との差別化を図るかという事が重要なのであって、
この展開を再度採用し、そしてあらたにザッピングシステムを導入したというのは、
ゲーム製作において重要な部分であるとして僕は評価したい。