スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))
スポーツもののノンフィクション短編集。ノンフィクション賞受賞作「江夏の21球」も江夏のすごさを感じるが、私はこの本の中の「たった一人のオリンピック」が一番のお気に入り。さえない大学生がある日突然「オリンピックに出よう!」と思いつき実行してオリンピック日本代表になってしまう話。ボート・シングルスカルの津田真男さんの生き方が痛快で面白い。
平凡な毎日から抜け出したいと思い、時間を止めて非日常的なことを実際にやってしまう。同じ思いはあるが、はたして自分に同じことをやる勇気があるだろうか?山際さんの冒頭の書き出しはとても考えさせられる。
「すっかり薄く丸くなってしまった石鹸を見てちょっと待ってくれと思うことはないだろうか。まるで自分のようではないか・・」
仏像の切り紙―手づくりで楽しむ、ありがたい造形
そのまま切れて、作品にできるものがほしかったので、トレースしたり、拡大したりという面倒な手順があるのが、正直期待外れでした
値段が高くてもいいから、本から切り離して、すぐ始められるような紙(和紙でも上質紙でも)で制作されていたなら…
こういうところが、通販で買うことの難しさですね
実際に手にして買うのだったら、やめたかもしれません
頑張って、拡大したり、コピーしたり、百均で紙を買って始めましたが、長続きしませんでした
ベスト・シネマ・クラシック100
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。