Love Letter [DVD]
自分はよねちゃん推しなので、一人でも多くの方に見ていただきたいと思います。
本人はまだまだポージングなど勉強中と言っていたのですが、この作品のなかでも随所にドキッとさせられるシーンがあります。
本人の希望なのかカメラマンの好みなのかわかりませんが、バックショットからのアングルが多いのが、ちょっと気になりましたかね。
あと基本スレンダーな体型なので、細身な女性が好きな方には喜んでいただけるのではないでしょうか。
おまけ映像以外で声が入っていないのが、ちょっと自分的にマイナスだったので評価は☆4つです。
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 (期間限定出荷) [DVD]
相棒らしい重圧な脚本でもなく、
映画ならではの豪華さもなく、
どうも2時間サスペンスのような仕上がりで残念。
もちろん推理要素もおもしろいのですが、
連続殺人や巧妙なトリックや派手な事件性がなく、
なにより米沢さんの「相棒」が弱すぎます。
これならたとえば芹沢や伊丹や陣川くんを
上手く話に絡めて相棒にした方が良かったのでは?
とはいえ、こういうスピンオフ企画は面白いと思うので
いつか大河内監察官を主役にしてほしいなぁ・・・。
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
この作家の作品をかたっぱしから読んでましたが、3回も繰り返して読んだのはこの「折れた竜骨」だけです。
個人的にはこの作品が一番面白く、残念ながら他の作品は最後まで読めないつまらなさのもありました。(全作品を読んだわけではありませんが)
舞台はロンドンから船で三日かかる、ソロン島・小ソロン島。
魔術を使う暗殺騎士を追ってやってきた、騎士ファルクと従士ニコラ。そして主人公は領主の娘、16歳のアミーナ。
食べず眠らず、首を切り落とさないかぎり復活する不死の存在デーン人。 さらには個性的な傭兵たち。
暗殺騎士をつかまえようと動きだした矢先、ついに伝説の呪われたデーン人がソロン島にやってきます。
描写が丁寧でわかりやすく情景がイメージできます。またミステリーというよりも「読み物」として物語に入り込みやすいです。
ファルクとニコラは、那須雪絵の漫画「嵐が原」を、デーン人たちはプレステのゲーム「影牢」の刻人をイメージしてました(笑) 惜しむらくはアミーナの容姿がほとんど描写されていないこと。美少女だと思いたいですが。
最終的には犯人を暴き、納得できるような解決で、よく読むとヒントになるような伏線が張ってあり、わかりやすい謎解きになっています。
デーン人の呪いは解けるのか、暗殺騎士たちを追い詰め壊滅させることはできるのか、魔術とは何なのか、個性的な傭兵たちの結末は?ニコラの旅はどうなるのか?アミーナは?
物語としてはいくらでも広がりを感じられるので、続編を、いやシリーズ化を期待しています。
年齢不詳・身長が120センチという小柄ながらも、立派な剣士であるニコラにかなり萌えてしまいました(笑)