一生インフルエンザにかからない体質の作り方
本書は第1章がインフルエンザに関する正しい知識の復習、第2章がFluにかからない体質の作り方で、免疫システム作りやウイルス対抗策だ。第3章がFluにかからない為の生活習慣の解説だ。現実的な対応を平易に解説した書である。よくある新型Flu全般解説書とは違う。ワクチンやタミフルや予防策を全て否定する極端な書ではない。免疫力を強化し、体質を変えること、そしてサプリメントをうまく摂ることが本題だ。以下は本書の内容の備忘録とする。ワクチンは過信はできないが薬に頼るよりは有効。人間の免疫システムが体内で抗体を作るのに1週間、タミフル等はすぐ服用しそれまでの時間稼ぎ。感染しにくい体質作りには、(1)腸のコンディションを整える。(2)必要な栄養素をサプリメントで補う。(3)超高濃度ビタミンC点滴IVCでの予防。添加物に入っている食品は極力回避、食品内の抗生物質に要注意。自分に合う乳製品の摂取。ハウス栽培等の影響で現在の野菜にはビタミン・ミネラルが昔ほど多くない。免疫機能の保持には野菜・果物を十分に食べ、補助的にサプリメントに頼る(ビタミンA、C、E、B群、セレン、亜鉛)。良質なたんぱく質(アミノ酸)を通常食で確保。ビタミンC25gを2週間に1度点滴。N99マスク着用、玄関コート掛け、付着ウイルスを玄関で遮断、マスクのビニール袋入れ廃棄、帰宅時に石鹸で全身シャワー、帰宅後20分以内にうがいと鼻洗い、エアコンに注意、加湿器で50〜55%(60%以上はカビ発生)、水分補給は夏で1日1500ml、携帯ペットボトルでこまめなうがい、免疫を落とすので飲酒に注意、飛行機内は高確率で感染、ストレス管理、早寝早起き、朝7時までに朝日を浴びる。以上すぐに実行したい。しかし栄養分は出来るだけ通常の食品から摂取し、サプリメントにはあまり頼りたくない。点滴も遠慮したいが。