夢をかなえる脳
あとがきがすごく良かったので、つい読んでしまいました。
この本では、夢をかなえられるか診断するテストが受けられます。
そして、自分がどの程度成功するのか具体的に数値で確認できます。
数値が低かった項目については、SQを向上させる処方箋が書かれているので、(全てが実行できることだとは思わなかったけど・・・)参考になりました。
まわりの友人にもぜひSQテストを受けてもらいたい♪
後半の生活史テストをまだちゃんとやっていないので、★4つにしました。
考えない練習
最近、断捨離にもはまっているのですが、この本は「心の断捨離」といった感じで、とても解り易く感銘を受けました。筆者もまだ若く、完全な内容では無いかもしれませんが、それでも同世代の私達に多くの気付きを与えてくれる本です。お薦めです。
頭のいい子を育てるおはなし366―1日1話3分で読める オールカラー
去年の年末に、年明けからの読み聞かせにちょうど良いかと思い、購入しました。小学1年生の娘に毎晩3分、読み聞かせています。色々な内容で、娘も最近は楽しみにしているようです。イソップ、アンデルセン、日本昔話、伝記。親の私も楽しく読んでいます。10分もそれ以上もとなると、子供との貴重な時間であったとしても長続きしなさそうで、3分1ページでも十分。毎晩であれば本の厚さ以上の価値がある貴重な親子の時間になり、タイトルにひかれて購入しましたが、良かったと喜んでいます。
BlockLabo ブロックラボ はじめてのブロックワゴン
1才のお誕生日のお祝いに購入しました。
今までお下がりのブロックには目もくれなかったのですが、
ブロックにキャラクターのイラストがついているのが良かったのか興味津々で毎日あそんでいます。
まだアンパンマンのブロックを組み合わせるので精一杯ですが、いつも満足げな顔でできたアンパンマンを見せてくれます。
兄弟でいっしょに遊んでくれるので助かっています。
進化しすぎた脳 (ブルーバックス)
『記憶力を強くする』『海馬』の著者で脳科学者である池谷裕二氏の著作。中高生を対象とした数回の授業での話をそのままの言葉で活字にしている。最新の脳科学の研究成果をもとに、記憶とは何か、思考とは何かを論じ、個性や心とは何かといった究極のテーマについての考察を述べている。平易な言葉を用いており、少なくとも理系の高校生以上の知識があれば誰もが理解可能と思われる。
本書は、『高校生レベルに話して理解させられなければ、その人は科学を理解していることにはならない(ファインマン)』という理念にたいする著者自身の挑戦である。本書のすばらしさを列挙すると、最先端の脳科学が網羅的に述べられ、かつそれぞれの情報が相互に結びつけられているため、一貫性と整合性が保たれていること。多数の引用文献はすべて権威ある国際誌に掲載された論文であり、著者自身の研究データも含まれていること。話が面白く、読み出したら次が気になってやめられなくなること。学生と対話形式で授業を行っていること。これによって学生のレベルを量りながら、次の言葉のレベルを考えていたり、途中で発生する疑問に即座に答えることで、理解力を向上させることが可能となっている。このような形式で授業を行うことによって学生の能力を最大限引き出していると思われる。これらによって著者の知識量、機転などのほかに、教育者としての能力の高さが読者に伝わってくる。
最近、数名の学者と称する著者の書を集中的に読んだが、すばらしい書からとんでも本まで千差万別であった。思考や教育姿勢においては、菊池聡氏や安斎育郎氏もすばらしいが、池谷氏の能力の高さも際立っているように感じた。他の低レベルな書において『論旨は矛盾しているが著者の心意気を買う』という理由のみで高い評価をするレビューが散見され、たいていそれらの著者はマスコミによく登場する者であったりする。しかし、真に買うべき心意気というのは、池谷氏や菊池氏のような真摯な挑戦をする学者に見いだされるものだと実感する。池谷氏の著書は3冊読んだが、どれもすばらしく、世界の最先端をリードしているのは、間違いなく本著者のような科学者である。星5つ、万人に勧められる良書。