BINARY DOMAIN(バイナリー ドメイン)
ひとまずクリア、そしてオンを2,3時間やってみた感想。
ストーリーはキライじゃないけど斬新ではない。このテーマは昔100%同じではないものの他ので観たことある。
デザインはアイロボット、トランスフォーマー、ターミネーターなどにかなり影響されている。
テーマがロボットだから影響されるのは仕方ないが、似すぎている。もっとアレンジするべき。
TPSのわりにはいまいち銃撃戦が物足りない。戦場が少ないか、敵が少ない。
特に後半は強化されてくるのでザコ相手だとほぼ無双。
チャプターごとの中ボスとの戦闘はキライじゃないが、面白い戦闘とだるい戦闘のばらつきがある。
あと個人的にジェットコースター系のイベントゲームは好きじゃない。これが何度かあるから困る。
操作性は思ったほど悪くはなかった。が良いともいえない。
音声での指示に関しては、言われているほどの誤認はなかった。
ゲームを始める前に入念に調整したからだろうか。まあまあ普通に認識してくれた。
ただ咳をするとなぜか「バカ」とか「アホ」と認識して仲間を怒らせるのには困った。
その指示の種類ももう少し考えた方が良かったのだと思う。使いにくい。
「突っ込め」「下がれ」「集まれ」とかはいいげど、「行け」「待て」とかはいつ使うのか分からなかった。
それよりもっと「散開しろ」とか「身を隠せ」とか「回り込め」とか具体的な指示が欲しかった。
よくAIがバカと聞くが、自分はそのバカな連中をいかに扱っていくかが楽しいので問題なかった。
会話中や街中散策中に走れないのは意味が分からない。あれはたいがいの人はストレスになるんじゃないだろうか。
キャラクターについて、は顔の造形は良く出来ていると思う。
ただ台詞がところどころ変。会話をさせたいのか良くしゃべるがいらないこともしゃべるため違和感を感じる。
あと名前で「ミフネ」とか「クロサワ」とか安易に使わないでほしい。このストーリーのテーマにはなんの関係ない。
オンラインはまあ普通に遊べるが、たまになんらかのバグで敵味方全員無敵になる。
龍が如くとは違うものを作りたいという気合は感じるものの、このジャンルで名作になるにはまだ遠いと感じた。
だががんばって欲しい。
何事も挑んでいかなければ新しい道など開けない。
しかし、こんなもんだろうという気持ちでは決して作らないでほしい。
セガならできると信じてる。
オトメイト 薄葉カゲロー セレクション La Soirée[ラ・ソワレ]
本イラスト集の収録作品はウィル・オ・ウィスプ(FD含)、エーデルブルーメ、ワンドオブフォーチュン。全てゲームはプレイ済です。
ウィル・オ・ウィスプで薄葉さんを知り、繊細なタッチが好みでファンになりました。
表紙も合わせて描き下ろしが4点ですが、中の3点がそれぞれゲーム本編ではなかなか見られないような服装をしていたり、個人的に大好きなカップリングのイラストだったのでとても嬉しかったです。
また薄葉さん本人に50の質問や某雑誌のコラムが載せられていたり、この1冊で初めて知られる薄葉さんの素顔があるんじゃないかな、と思います。コラムはいっぺんに見返すことができて便利です。
ですが、大半はゲームのパッケージやスチル。しかも1ページに2点というペースなので小さく、スチルは1キャラ2〜4ほどで、全ては載っていません。
ゲームをプレイし、尚ビジュアルファンブック等を持っている方は物足りないかもしれません。
描き下ろしや薄葉さんからのコメントは本当に見ものなので、それだけのために買う価値はおおいにあります。何よりイラストの1つ1つがよく描き込まれていて、とても綺麗です。薄葉さんの、イラストに対する熱意やキャラへの愛情を感じます。
値段を気にしない方、ゲームやビジュアルファンブックを持っていない方にはオススメです。
Le soir
魔法使いとご主人様リメイク版のオープニングが好きなので購入しました。
個人的にすべての曲を評価すると、
『星降る夜に』
魔法使いご主人様のテーマ曲としてぴったりです。
幻想的なメロディで、耳に残ります。
歌詞はまあまあ。
『子供達はロマンチスト』
ミラーのキャラソン。
元気な曲で、ミラーらしく(笑)アリシアへの想いを歌ってます。
「言い返せばやり返す追いかけっこを続けよう」とか^^ミラーらしいです。
近藤さん歌がお上手です。プロかと思いました(笑)
『永遠より先に』
このCD買ってよかったと思える曲ですね。
ハワードのキャラソン。ハワードを攻略後に聞くべきです。
曲自体は素朴な感じ。
歌詞は切ない・・・けどどことなく優しい感じ・・・
恐らく、井上さんのお声が優しいせいではないでしょうか。
暗い感じもするかもしれないけどハワードの内なる気持ちがとてもよく表れていています。
胸にぐっときます><
『満ち潮に月』
ネロのキャラソン。彼はもっと狂ったような感じになると思いきやそうでもなかったです。
明るいですねー
鈴木さん頑張ってます(笑)
『スクラップ・ブック』
おなじみQuinRoseさんです。うーんバッドEDに流れていた曲です。
そんなに印象には残らなかったですね。
以上気に入った曲は『星降る夜に』と『永遠より先に』です。
あと、永遠より先にの前に前振り的な曲が入るのですがそれもいいです。
lost world という曲です。神秘的な雰囲気です。
革命の夜、いつもの朝 [DVD]
セールで安く売っていたというだけで手に入れたDVDだったが、68年五月のパリの騒乱を見て取れる興味深いフィルムだった。
まず見ていくと、観る側に対して心地いいと感じさせるような映像のテクニックというかトリックをあまり使っていないように見えたのが新鮮だった。ある種、ありきたりな街の風景の中で市民がバリケードを作り、機動隊が対峙し、投石があり、放水があり、サイレンが鳴り拡声器から声が響く。その見映えが決しておしゃれでなくある面みっともなく見えるところが印象に残った。後に続く討論の渦も、見せ方を洗練させた撮り方でないところが、なんともよかった。革命なんて口走れば何か格好のいい立ち姿や仕草を連想してしまいそうにもなるが、現実に体を張った動きは一面でとてもみすぼらしくもあるものだというのが、このフィルムを見ているとよくわかる。革命といわれる動きの格好悪い部分も含めて構成していることに、好感を覚える。逆に、格好良く見せたものには嘘がある、ということにも思いが及ぶ。何事か格好良くまとめているものには大きな嘘がある。生きることの格好悪さを他人に押し付けて隠蔽している部分が相当にある。無矛盾でスムースな言いくるめ方には大きな無理がある。言葉にされないところに隠微な力が及んでいる。その一方、生きてることのみっともなさと、みっともなさを引き受けて身体を張る潔さと、それにかかわらずもっと良くなろう、よく生きようとする願いとがこのフィルムからは伝わってくるし、そんな生き方に共感する。ここからの世界を見つめると、今よりもかなりぶ厚い人の生き方が見えてくる。
ここでの出来事から発想された社会思想は少なくない。これを見てこの時代に、あるいは今の時代に違和感を感じてみるのも面白いと思う。