ヴィヴァルディ:フルートソナタ集
フランス人やフランス語圏(スイスとか)の方のフルートが本当に大好きです。
その中でも特に、ラリュ-先生の音色や空気感が大好きなんです。
甘い上に感傷的ですよね。
私の先生はパユを第一にあげていらっしゃるんです。パユは骨太でしっかりしていて安定していて確かに完璧。優等生。どこも非のうちどころがなくて・・・
でもね・・・言葉や演奏法にはでない、エスプリっていうのかなあ、
アンバランスさもフルートの魅力かなって思ったりしてしまうの。
とにかくなんだかよく分からない霊的なものがラリュー先生には漂っていて大好きなんです。
あと、私はラルデ先生も大好きです。ラルデ先生は、私が東京で習っていた先生がパリ留学時代につかれていたとかで。
彼、ランパルにも師事されていたけど、ラルデ先生のが好きだったみたい。
わかるなあ。わかると思いません???このCDが好きな人はぜったい、わかるはず!!
二人とも古きよき時代のフルート音楽を体現しておられて・・・そういう郷愁にもひかれているのかもです。
電子回路シミュレータLTspice入門編―素子数無制限!動作を忠実に再現! (ツール活用シリーズ)
LTspiceの評判は聞こえてきていましたが、私はPSpiceユーザであり、今までLTspiceを使っていませんでした。しかし、ライセンスの関係で LTspiceも使わざるえない状況となり、操作方法の概要を学ぶために本書を購入しました。
ショートカットキーが違うと、操作性が悪化しそうでしたが、慣れれば問題ありませんし、本書の解説も親切すぎるぐらい丁寧に書かれています。
操作方法をサッと知りたい経験者も シミュレータとは何ぞやから始まる未経験者 どちらにも有用だと思います。
無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・リサイタル
バッハの無伴奏チェロ組曲はおなじみだし、ヴィオラ・ダ・ガンバでも伴奏付きソナタ、数人によるコンソートや、サント・コロンブやマレの二重奏はよく耳にしますが、無伴奏でかつヴィオラ・ダ・ガンバという演奏は案外聴きません。
なかなか貴重な演奏です。
繊細なようで朴訥につぶやくようで、チェロよりも和声の演奏に適しているガンバの独奏は、不思議な魅力があります。
16世紀のバロック初期からバロック末期・古典派初期のアーベルまで、テレマンを除きあまり知られていない作曲家の作品を集めています。
アーベルはバッハの30歳近く年下で、この楽器の黄昏の時代の演奏家、作曲家。
組曲風ですが古典派的様式も見られます。
演奏はこの楽器の第一人者のヴィーラント・クイケン。
廉価で再発されたので、お買い得でもあります。