270 Miles From Graceland to Bonnaroo 2003 [DVD] [Import]
前年度(2002年)のDVDは1曲1曲をきちんと収録したLiveDVDという感じでしたが
本作は流れるようにFesが進行していく様を捉えた、
Liveドキュメント(当に映画の様な編集)と感じました。
カメラワークも演奏風景主体の比重は減ってるようで、上手くFesの旨み
成分を切り取ったモノだと感じました。
出演者が会場に向う様子を撮ったり、
バックステージでメンバー間が練習する風景など見所多しです。
Leo KottkeとMike Gordon(元Phish)の2人や、
静かに熱いBela Fleckの演奏を見るだけでも購入する価値はあるのでは?
これで日本語化してくれれば尚良いんですが
ちなみに、豪華面子の2004年度版の発売も・・。
It Still Moves
ふとOne Big Holidayを耳にしたことからこのバンドを知りました。カントリーとか古き良きロックのような感じもするけどflaming Lipsなんかも想像させる。日本ではまだ無名のようですが実はサマソニ、フジロック出演を果たしている!残念ながら見に行くことはできませんでしたが、また素晴らしいアルバムと共に日本に是非やってきて欲しい!
マイ・モニ
来日記念盤として日本限定で発売された、ライブ音源等を寄せ集めたミニアルバムながら、全11曲57分のフルアルバム並みの充実した内容。なかなかの厚紙の紙ジャケに、解説も歌詞・対訳もない、素っ気ないクレジットのペラ紙1枚のみとシンプルな仕様。価格も安くとってもお勧め。
1、2 曲目はライブではなく昨年発表された限定7インチのA、B面楽曲。最新作「Circuital」の流れを汲む佳曲。3〜6曲目までは、World Caf' という番組用に収録されたスタジオライブの音源。これまた「Circuital」からの選曲。観客がいないため歓声がなく、ライブとは思えないバンド・アンサンブルであるが、元々「Circuital」がライブ録音なんだから当たり前か(笑)
7曲目以降は New York の Terminal 5 からの音源で、これは5夜連続で毎晩過去のアルバム1枚を丸ごと再現するという記念ライヴだったらしく、それぞれのアルバムから1曲ずつ選らばています。実はこれまで、「宇宙一のライブバンド(日本盤のコピー)」という謳い文句の割には、最新作のフォークテイストの作風とも相まって、ロックバンドとしての「ノリ」みたいなものはそれほど感じていなかったのだが、やはりここでのライブは凄いね!宇宙一かどうかは知らんが(笑)、ライブを見たいと思わせましたね。気がついた時には、ジャパンツアー終わってましたが…。
Z
これ以前のアルバムだとルーツ・ミュージックを消化した正統派アメリカンロック〜ジャム系のバンドだったのですが、The Stone RosesやRadioheadも手がけた事のあるジョン・レッキーをプロデューサーに迎えた事によって一気にポップに開眼しましたね。いやはや、こうも相性が良いとは思いませんでした。
リヴァーブがかかったサウンドに、大地を揺るがすような力強い演奏、伸びが素晴らしいJim Jamesのボーカル、すべてが素晴らしいです。
近年デビューしたバンドの中では10指に入る素晴らしいバンドです。
Okonokos [DVD] [Import]
最高です。
スタジオアルバムでも、ボーカルや誰かの演奏だけを前面に押し出すことなく、すべてが曲に溶け込んでる。それがライブでは、会場の空気まで曲と一体になってる感じがすごく伝わってくる。
みんなモジャモジャ。ドラムの人なんか昔の漫画家が描いた原始人みたい。でもなぜかキーボードの人だけクールでおしゃれな感じ。
始めと終わりに映像を足して、ちょっとした映画みたいなつくりになってる。
パーティーで浮いてしまっていた紳士が、なぜかアルパカに導かれて森の演奏会に迷い込むみたいな設定。
しかし最後はちょっと無残…。
何度もライブを見ている人の中では良くない評判もあるみたいだけど、生で見たことない僕は感動しました。