隻眼のパリっ子きんちゃんの超絶アイランド

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妖怪になりたい (河出文庫) 本書は『水木しげるのカランコロン』の再編集本です。『カランコロン』所収のエッセイのうち、対談・インタビューすべて(計13)と一部のエッセイ(計25)、マンガ(計2)をはずし、新たに19のエッセイを加え二分冊にしたものが、本書と『なまけものになりたい』です。

本書に新たに追加されたエッセイは12編で、巻末には池上遼一先生と著者との談話があとがき対談として収録されています(下記参照)。つげ義春氏と筆者との交遊や、つげ氏が「い花」の主人公の名前が思い浮かばなくて水木プロのソファで寝っ転がって考えていたなど、池上先生は興味深い話をされています。

あと、水木先生が「白土三平は生きてるわけ?」とたずね、池上先生が「存命です」と答えるくだりを読めただけでも、本書を手にした価値があったかなと思いました。

追加エッセイの数が『なまけもの』より多いこと、水木先生の対談が収録されていることを重視される方は、まずこちらを読まれることをおすすめします。

「落第記」思想の科学1981年1月号
「さつま芋」宝石1977年11月号
「貧乏なのに働かない趣味人」文藝春秋2001年7月号
「運動不足解消が必要」宝石1975年4月号
「水泳」週刊新潮1994年10月6日号
「世の中には不思議なことが多すぎて・・・」芸術新潮1996年3月号
「私は死者に『引っぱられた』」週刊読売1977年8月13日号
「今も聞こえる兵長の『パパイアはまだか」」週刊読売1984年8月12日号
「踊り好きの初年兵と密林の少年トペトロ」アサヒグラフ1994年11月18日号
「アボリジニの魚」文藝春秋2000年1月号
「精霊の呼び声」アサヒグラフ1993年12月10日号
妖怪踊りの輪に加わった」朝日新聞1998年7月30日夕刊
「あとがき対談 『鬼太郎』連載時の水木プロのこと 水木しげる×池上遼一」


覇―LORD― 19 雑草 (ビッグコミックス) 劉備玄徳、談。
「雑草には、規律も何もなし。放置しておくと、無秩序に伸び、周囲の環境をあらしてしまうのだ。」
倭の国からやってきた盗賊:常元を表現した、まさに至言。

しかし、「覇」は、常元がいてこそ、前に横に物語が転がるのだ。
常元なき「覇」は、空虚な歴史物語に堕落してしまう。

人として最低の存在、常元は、とにかく、他者を荒らしまわる。
そこにあるのは、自分が生き残ることのみ。
それ以外の価値観なし。

この怪物を、この物語は、どこまで育てていくつもりなのか?

ヒューレット・パッカード HP 57プリントカートリッジ カラー いつも量販店に買いに行きます。電車賃かけて買いに行くのですが、ここで注文しても安いんですから重宝します。

最近は、リサイクル品が出てきましたが、純正はいいですね。安心して注文・使用できます。

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