イヤー・オブ・ザ・ブル [DVD]
ついついレンタル店で手に取り、そのままレンタル。そして、次の日購入してしまいました。
アメリカではスポーツで現状の生活から抜け出すと言うサクセスストーリーがあるようですが、これはその真髄じゃないでしょうか?
スカウトから注目される主人公、しかし挫折や葛藤があり最後に・・・・。
リアルなティーンの生活も垣間見れて凄く感動しました!!
家族の事で喧嘩するシーン、日本人も家族を大切にするべきだなと思いました。
Pres & Teddy
もう少し若い頃は、チャーリー・パーカーみたいな「インプロヴィゼイションに命を張ったスリルと興奮」こそがジャズだと思ってた。聴き流せる様な音なんてジャズじゃない、と。でも、本当に豊かな表現って、このレコードのように、聴き流しても耳障りじゃなくある種のムードに浸れ、じっくり聴きこめば聴き込むほど味わい深い・・・そんな音楽なんだなぁと最近はつくづく思うようになってた。
それにしても芳醇な演奏。まるであと数年で人生を終えることが判っていて、なおかつ駆け抜けてきた自らの人生を悔いもせずのほほんと振り返る、老人の日向ぼっこのような・・・ほのぼのとした味わいの中にせつなさを感じさせる、特別な「うた」が聴こえてきます。
ブルー・レスター
レスター・ヤングは1944年9月に徴兵されるが、入営前の同年4月と5月及び1949年6月の合わせて3日分のセッションを収録している。このうち1944年4月のものはセプテットによるものとカウント・ベイシー・オーケストラの2種類がある。最も出来が良いのは1944年5月の4曲、"Ghost Of A Chance"、"Back Home In Indiana"、"Blue Lester"、"Jump, Lester Jump"である。次は1944年4月のセプテットによる4曲"These Foolish Things"、"Excercise In Swing"、"Salute To Fats"、"Basie English"と1949年収録の4曲"Crazy Over Jazz"、"Ding Dong"、"Blues'n Bell"、"June Bag"が甲乙つけがたい出来。残りのビッグバンド3曲でも短いながらレスターらしいソロを聴かせる。
With Oscar Peterson Trio
ここの視聴で何気なく、2を聞いてみた。バーニー・ケッセルさんの渋いソロギターでのイントロに続いて出てきた、レスター大先生の第一声でシビレテしまいました。もう一つ、違うジェケットで同内容のCDがあります。そちらのジャケットが気に入ったのですが、いかんせん在庫切れだったので、お店を探し回って手に入れました。12.These foolish thingsも気に入ってます。あと13では、歌も聞くことが出来ます。
プレス・アンド・テディ+1
56年にヴァーヴで録音された、テディ・ウィルソンのバンドにレスター・ヤングが合流した、あまりにも有名な一枚です。レスター・ヤングの作品は、40年代のものは音として馴染めず、むしろ若干枯れた味わいを楽しめる50年代のものを好んで聴いてきたので、本作も「ジャズ・ジャイアンツ 56」に比べると、陣容がすこし寂しいような気がしないでもないですが、語りかけるようなテナーのフレーズを心行くまで堪能できる、必須の一枚と言えるでしょう。また、ボーナス・トラックも収録されてはいますが、これだけ名盤の誉れ高い作品であるので、一曲と言わずデラックス・エディションのシリーズで拡大増補版を出してもらいたいです。