運を味方にする達人 (PHP文庫)
中谷さんの本でいちばん最初に読んだのがこの本です。
内容は「運」について書かれているわけではありませんが、元気が出る本でした。
印象に残っている言葉を挙げると、
「人畜無害になったらおしまいだ」
というのがあり、かなり気がラクになったのを覚えています。
がんばって生きている男性を励ましてくれる本だと思います。
1990年代に書かれた中谷さんの本は、元気が出るのが特徴だと思います。
カビ博士奮闘記―私、カビの味方です
宮治誠さんが生物活性研究所にいた時に
中曽根内閣により研究所自体がリストラされそうになった時代があります。
これに対して徹底抗戦し
10年の期限付きで千葉大学真核微生物研究センターが生まれました。
この10年期限付き制度は現在でも残っています。
彼が目指したのは国際化と菌株保存でした。
ブラジルや中国と共同研究のパイプを作り
日本の研究者を海外に派遣し、海外の研究者を日本で研究させる
戦略は見事に成功しました。
世界中から菌株を集めることができました。
研究面では西村和子先生が支えました。
黒癬という皮膚病を引き起こす
ホエルアニア・ウェルネッキーというカビの分類では
西村・宮治理論が認められています。
多くの研究成果について論文発表も精力的になされています。
現在では千葉大学真核微生物研究センターは
日本一の真菌保存機関であり
日本一の病原性真菌を研究する機関だと思います。
帝京大学医真菌研究センターが日本二番だと思います。
カビの病気になる人は殆どが白血病、がん、先天性免疫疾患、
臓器移植患者、エイズ患者などの日和見感染症です。
またカビはヒトからヒトへうつる伝染病ではありません。
ごく少数なカビの病気は健康な人には起こりません。
健常な人でも感染し、100人の1人が感染する
コクシジオイデス・イミチスが最も怖いカビです。
このカビは南北アメリカの一部の地域にしかおらず
日本では生育できないと考えられています。
バイオセーフティーレベル3に該当する真菌は以下のものがあります。
Blastomyces dermatitidis
Coccidioides immitis、コクシジオイデス・イミチス
Histoplasma capsulatum、カプスラーツム型ヒストプラスマ
Histoplasma. capsulatum var capsulatum
Histoplasma. capsulatum var duboisii
Histoplasma farciminosum、ファルシミノースム型ヒストプラスマ
Paracoccidioides brasiliensis、パラコクシジオイデス・ブラジルエンシス
Penicillium marneffei
コクシジオイデス・イミチスを用いて実験する場合は注意深さが必要です。
その他のカビの実験上での危険性は分かりませんでした。
本著はカビを取り扱う研究者にとり
カビについておもしろおかしく書かれた良書だと思います。
私、プロレスの味方です (新風舎文庫)
この本を始めて読んでから、20数年が経った。一回の通読では意味不明な「村松プロレス用語」に惑わされ、又、当時まだNWAの御威光を確信していた、権威主義者には、非常に不可解に感じた。
しかし、20数年後、数十回目の再読後、「プロレスの見方の押売り、個人趣味の正当化に過ぎない独善的な論法」等との言い尽くされた悪評より、村松さんのプロレスへの親愛の情、その並みならぬ深さに感動を押さえ切れない。 あの時代、ここまでシリアスにプロレスへのラブレターを啓上した人は村松さんだけである。
5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004 (初回限定盤)(DVD付)
5人の成長が見てとれます!ダンスもいいし☆かわいいだけだった彼らが段々大人の男になりつつある過程を見た感じ☆ファンでない人でも、あっ!これ聞いた事ある!って十分楽しめますよ☆ファンになっちゃうかも☆
まわりを味方につける 頭のいい報・連・相テクニック
30代のものですが、
上司と折り合いが合わず、自分の不備はどこにあるのだろうと思い、
購入しました。
基本的なこと、具体的なことが書いてあり、
まさに今の自分と重なることが多く書いてありました。
自分では、うまくやっているつもりなのに、
なぜ、上司は受け付けてくれないのだろうと疑問に思った方は
是非、一度読むといいと思います。
僕は、自己主張が強いタイプのようで、
報告、相談によって、上司と交流するということを改めて、
学びました。