ビリーヴ
ブラジル出身のパワーメタルバンドのセカンドアルバム。
ギネスブックに認定されたギタリストのチアゴ・デラ・ヴェガが
在籍したことで一躍脚光を浴びた。(現在は脱退している)
そのチアゴだけでなくメンバー全員がテクニシャンで個人的には
多弦ベースで技を入れてくるエデルソン・プラドが良いと思った。
歌詞は神話や伝説を題材としており日本の侍を扱った曲もある。
(一部日本語で歌う所もあり)
音楽的には疾走感満点のへヴィメタルで比較されるドラゴンフォースに
似てなくもないが、こちらの方が武骨というかガンマレイなどのジャーマンバンドに
近い感じがある気がする。初期のハロウィンや同郷のヒブリアなどが好きな人は
気に入ると思います。
バーニング・イン・ヘル
恐らく疾走感ならこの手のバンドでもトップクラスのスピードを誇るドラゴンフォースと互角の勝負が出来るでしょう。
メロスピが好きな人なら期待を裏切らないと思います。
しかしそのスピード勝負に決定的な勝敗を決めたのはやはりブラストビートの有無でしょう。残念ながら速さではやはりドラゴンフォースの方が1枚上手のようです。しかし良作であることには変わりはありませんので1度聴いてみてはいかがでしょう?