Big Star Third
いかに他人を蹴落として成功するかとか、いかに流行の服やヘアースタイルでキメてモテたいだとか、そういう浮世のバカ騒ぎから最も遠い位置で鳴ってる音楽。脈はあるが既に半分死んでるような瀕死のROCK。一見爽やかなコーラスだって干からびたショートケーキのイチゴの風情。自分の吐いたゲロに足元すくわれてテーブルの角に頭打って朦朧としながらもチューニングずれたままメジャーセブンスのコードをかき鳴らしているような狂気の恋歌。パワーポップがどうしただの、ベルベットアンダーグラウンドのカヴァーやっているから云々なんてのはこの作品の鼻毛の1本ほども語っていない。アイドルコーラスグループ、BOX-TOPSの中心メンバーとして華々しくデヴューし成功を収めるも、その後のビッグ・スター〜ソロ期は低迷の一途を辿りアル中でのズタボロ人生。晩年は皿洗いしてたっていう、そんなチルトンのアル中絶頂期に作られた本作。自分に正直過ぎて生きるの下手。貴方もそうですか?そうでしょう?勝ち組と負け組みだかなんだか知りませんが、なんとも世知辛いこの世の中にちょっぴりホロ苦い一服の清涼剤のようにオレの心には響く。
哀 戦士・Z×R
ガンダムのアニメは見たことないし、曲も知らなかったけど、買ってみました。
感想はガンダムの曲って結構かっこいいのかな?って感じで原曲に興味をもちましたね。
他のレビューに原曲に近いようなことが書いてあるのでますます聞いてみたくはなりました。
このCD自体は80年代後半〜90年代のロックに、今までのリッチーの出してきたR&Bとフュージョンの色が少し入ってる感じです。
とてもリッチーらしく仕上がっていて自分は買いだと思います。
他のレビューで期待はずれみたいなことが書かれていますが、リッチーらしく仕上がってますし、リッチーのCDだからと思い買った自分としては満足しています。それにもっとハードロック期待していたなら求めるアーティストが違うと思います。
Bear's Bedtime Wish (Bear in the Big Blue House)
Some may consider the story a little week but the night scenes when you swtich off the light are what make the book well worth having. It shows the magic of the night and also scenes of how bear and his pals prepare for bed. Even after you read it you can stand it open at a favourite page.
THE STORY OF REDSTA-RED MAGIC TOUR 2009-Chapter 1(DVD付)
ハイクオリティ、ハイブリッドとはまさにこういうものだと思わされる作品だった。
頭を銃で撃ち抜かれたかのような衝撃が待っていた。
努力と才能が爆発するとはまさにこういうのを言うのだろう。
ただ喚くだけ、ただダラダラと惰性にCOOLを見出だす、激しさに依存する…そんな安いもんではないのがこのアルバムの凄いところだと思う。
また、勿論伝統を重んじ、そしてさらに近未来的なデジタル・アングラを表現してるのも驚嘆する魅力だ。
申し分ない星5つの最高の作品だと私は思う。
後悔というものが皆無の作品だ。