ドテラマン DVD BOX
放映から実に約四半世紀を経て初のDVD化!
タイムボカンで有名なタツノコ作品の中でも、ドテラを着て変身するという異色のヒーローギャグアニメです。
作中に出てくるオニゾウさんの言葉(ジゾウ語)は通常聞くと意味が解らないのですが、当時はまだ珍しかった
副音声で聞くとその内容(ツッコミやぼやき等々)が解ったりする仕掛けが当時とても新鮮だったのを覚えています。
今では一般的となっているオーディオコメンタリーのさきがけとも言えますね。
※当時はうちのテレビも副音声なんぞに対応しているわけもなく、聞けていない・・・
DVD化されるにあたって心配(期待?)していた事が以下3点。
・第7話(かわいいアイドルにはツノがある!?)の収録
倉庫の火災により保管していたマスターフィルムが焼失し、再放送時にも欠番となってしまった幻の第7話。
作中でも人気の高かった『サイコーユ鬼』(モチーフは当然当時の某アイドル)の登場回だったのですが、
DVDでは偶然別倉庫で見つかった放送用16ミリテープから映像を変換することで見事復活し収録されています!
・オニゾウさんの副音声
こちらも音源マスタが現存せず、前述の7話以上に完全収録は絶望的・・・と思いきや、なんと
DVD化にあたって捜索に捜索を重ねた結果放映当時の副音声が完全収録されたVHSが発見され、
そこから復元・収録されています。
余談ですがオニゾウさんの声を担当していた渕咲ゆり子さん(当時高校3年)本人も音声多重のテレビを
持っておらず、自分の演技を本放送で確認できなかったとか・・・
・画質
ディスク3枚に20話収録と言うことで画質を心配していました。
当然ビットレートが低いので画質も荒目なのですが、元々が古い作品なので高ビットレートで収録しても
効果があまりないのでしょう。ディスク枚数増えて価格が上がってもCP下がるだけだし・・・
個人的にはVHSっぽい画質が逆にしっくり馴染んで気になりませんでした。
スポンサー問題、著作権問題、倉庫火災等、色々と不遇が重なった作品にもかかわらず、ここまで
見事にDVD化されるのはもはや作り手の愛情と奇跡としか言いようがありません。
故つかせのりこさん(ドテラマン役)も天国で喜んでいることと思います。
こおろぎ’73 スーパーベスト
若々しく、温かみある声とコーラス。
テンション最大で圧倒するかと思えば、脱力感出まくりで笑いを誘う。
ただ聴くだけではもったいない、つい口ずさんでしまいたくなる歌ばかりでした。
中でも、「いつの日か」は心和む名曲だと思います。
テレビアニメ スーパーヒストリー 29「オズの魔法使い」~「エスパー魔美」
今では聞くことの無い懐かしい アニメソングが 16曲入っています。たまには、この様な、アニメソングを聞いて見ては??僕的には良いCDだと思うよ!