恋のためらい愛の罪 (ラキア・スーパーエクストラ・ノベルズ)
甘い口説き文句なんて死んでも囁いてくれそうにない強面の弁護士と(「名器だ」「やらせろ」とは平気で言うんですけど)、彼に身も世もなくのぼせあがってしまうちょっと遊び人の大学生のお話。
冷静に読み返してみると、これといった大事件が起こるわけでもなく、ただただ二人の関係が少しずつ変化していく過程が描写されているだけなのですが、書き手が上手いのでしょうね。読者の興味をそらすことなく最後までドキドキさせられます。
小生意気で世慣れた、でも案外純情(単純?)な青年もいいですが、この小説の最大の魅力はなんと言っても神谷弁護士。傲慢でクールで我田引水、一方的に青年をたぶらかし(笑)翻弄しておいて、自分は仕事が最優先。・・・と書くといやな奴ですが、実は愛情表現が苦手で不器用なだけなんですね。本当は若い恋人にベタ惚れで、こんなにおまえが大事なのに何でわからないんだ!って焦れて勝手に怒り出すタイプ(はは)。
強引でオトナで、途方もなくかっこいい神谷先生にはまっちゃうことうけあいです。
シエスタ
かれこれ何年になるだろう。中学生の時に竹中さんの「恋のためらい」という至って地味なドラマがあった。そのドラマにハマり(切にDVD化して欲しいです!!)その主題歌である教授作曲の「君に星が降る」を聴きました。何でもないけど忘れられない日々・・・。曲とドラマの世界が何とも言えない切ない雰囲気を醸し出して忘れられません。アルバムとしては往年のジャズの名曲「スターダスト」の口笛バージョンに始まり加奈崎芳太郎による「ウーマン」中島みゆきによる「紅灯の海」など本当に良い曲揃いです。しかし何といってもチャボによる「ポスターカラー」「ステーション・ホテル」清志郎による「危ない二人」幸宏さんによる「遠い夏の日」と言うかほぼ全曲になりますが竹中さんのドクトクの良い声と相まって名曲揃いとなっています。歌手としては認知度の低い人かもしれませんが、日常生活の中で手放せなくなるような沢山の人に聴いて欲しい一枚です。あぁ〜心地良いですよ。
恋のためらい フランキー&ジョニー [DVD]
思わずサントラCDを購入してしまった位、この作品が大好きです。
最初にこの作品に出会ったのは、いつかも思い出せないくらい前になります。
深夜のどこかのチャネルでした。最初は、単純にアル・パチーノ好きだから見始めたのですが、テープに撮っておかなかったことを後悔したのを今でも覚えています。
その頃はDVDがまだまだ多くの家庭に普及してなかった事もあってか、先にDVD発売されていましたが、金額的に安くはなく・・・この様にハッピープライスで発売されるのを心から期待していたので、本当に嬉しいです。
アル・パチーノは何となくヤクザな役が多い俳優さんですが、この作品(ある意味この映画もヤクザな役ですが)の彼とミッシェル・ファイファーが憎いほど可愛く見えました。
大人の二人がみせる、少年少女のような臆病な恋、好きになりすぎるのが恐いというミッシェル・ファイファーの気持ちを痛いほど感じました。
それこそ、純粋に恋をしたときの気持ちなのではないでしょうか?誰もが昔感じたことのある、気持ちがぎゅっとなる映画です。
恋のためらい愛の罪
甘さの中に苦さが混ざった、大人っぽいストーリーでした。(原作未読)
可愛いけどちょっとビッチでエロエロな緑川さんと、クールで大人な堀内さんの
演技が素敵でした。福山潤さんも攻めてます!
話も面白いし、エロも濃厚なのにあと一歩盛り上がりが欲しい気がする。
何が足りないのかな・・。う〜ん・・実に惜しい。
声優さんのファンだったら迷わず買いだとは思います。