ムービー・マスターピース GOEMON 1/6 スケールフィギュア 石川 五右衛門
クオリティーの高いホットトイズですからまず損することはないでしょうね値段相応かそれ以上のできだと思い購入しました。映画の五右衛門は映像がとてもすばらしく江口もとてもかっこよかったです。ファイギュアの顔もよく似ていて満足できるできです。茶々と才蔵も購入したいと思います。
LET’S ONDO AGAIN 20th Anniversary Edition
作品的にもセールス的にも、エレック〜コロムビア期のナイアガラ・レーベルを象徴する、と言ってよい快(怪)作であり、傑作。とにかく、〈売れない〉ことへのイライラが、とんでもない方向へのエネルギーとなり爆発している。音頭、歌謡曲、R&B、ロック……、何でもござれで、しかも替え歌まである始末。
しかし、さすがに演奏のクオリティは高いし、サウンド作りも丁寧。歌い手は何か分からないのばかり(ただし、〈a.k.a.〉を知れば…)。
このアルバム、一言で言えばとにかく〈何か分からない〉。しかし、そこが最高でもある。コンセプトはシュールながら、間口はそれほど狭くない。『A LONG VACATION』や『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』以降、大瀧詠一を知ったリスナーでも入りやすい。コミックソングの耳通りよさがノヴェルティ路線の理解を助け、CBS・ソニー期への過渡期(?)を思わせるリッチめのサウンドメイクもリスナーの困惑を薄める。なんといっても、全編こんな調子で流れるだけに、かえって開き直って聴ける。
もっとも間口の広さと相反するようなシュールなコンセプトが、〈入るのに勇気がいる店〉のごとく、人に聴かれないことに繋がっているのは事実。このコンセプト自体は今も早い、と思わせる。当時はさらに早すぎたであろうと思う。レコード店店頭であまり見ない。
このアルバムの凄いところは、〈売れてコレ(このテのユーモア)をやった、あるいは続けた〉わけではないこと。そして、デビューに近い新人がコレをやったわけでもないこと。この点、サザンオールスターズやオレンジレンジとは違う(しかし、リリース時には「勝手にシンドバッド」が売れていた。M-7「河原の石川五右衛門」が何とも哀しいが、これは1978年オリジナル盤には入っていない)。
しかも、次のオリジナル・アルバムが『A LONG VACATION』なのがさらに凄い。
梟の城 (新潮文庫)
物語の中で重蔵が雲水に諭されている。要約すると「あなたは見事に人間を超越しているが結局は木石鳥獣と同じである。それは智慧が欠けているからである。人生の幸福を考えること、それが智慧である」と。物語の中でのやりとりは重蔵がやや押され気味であった。
しかし重蔵は己の生き方が正解だと思ってない。暗い生き方をしていることをしっているし、地獄にむかっていることに気づいてる。その「気づいていながら」というところが重蔵という主人公の魅力である。だから女性にももてる!結局重蔵は秀吉を殺さなかった。殺さなかったのは、重蔵の「志」は、秀吉を殺すところにあったのではなく、「秀吉の寝室に忍び込む事」自体にあったのかもしれない。
五右衛門 (SPコミックス)
鬼才、石川賢の遺作です。
あの大盗賊石川五右衛門の奇想天外、奇天烈、豪快、痛快無比な展開で話が進んでいき、伊賀の里を滅ぼした織田信長に復讐を仕掛けるところから話が始まります。
五右衛門は忍者と言う説もありますから、忍者にしたて、最初の一話から実に豪快な展開で話が始まり、伊賀を裏切った伊賀忍者、『五宝猿』(歴史上有名な人物です)を服部半蔵と二人で始末しようと彼を襲いますが、そこには後の日本の歴史を動かす二人の男と、あの伝説の忍者までもいて……
ここで未完とは実に惜しい!!
最後の永井豪先生の話や、編集者の話を見ていると、さらに聖徳太子とも話が繋がり、じつに石川賢先生らしい展開になったのであろうと想像出来ます。
こんな凄い話途中で、お亡くなりになられた石川賢先生。
このエネルギッシュな作品に生命力を奪われたのではと思えるほどの、迫力と力強さを感じます。
偉大なる鬼才の遺作に相応しい作品です。
石川賢先生、長い間、本当に迫力のある漫画を読ませていただき、有難うございました!
Bad Friends~阿久悠トリビュート~
昔懐かしのピンクレディーを阿久悠と悪友(Bad Friends)に、ひっかけて面白いメンバーでカバーしてます。
おじさん世代としては、オリジナルを振りまで覚えて口ずさんだあの日を
思い出しながら、楽しく聴かせていただきましたよ。