ザ・タウン Blu-ray & DVD〈エクステンデッド・バージョン〉ブックレット付き(初回限定生産)
ベン・アフレックは、最近、脚本にめぐまれていないような気がしていたのですが、本作は「グッド・ウィル・ハンティング」と同様に、自身で脚本も書いており、さらに、監督まで努めています。
原作は未読ですが、よっぽど出来よく、彼も惚れ込んだ作品なんでしょう。実際、銀行強盗で逃げるとき、漂白剤を撒く。監視カメラの映像を記録したハードディスクを電子オーブンに入れるといった描写。『アイス・ホッケー場』『晴れた日は良くないことが起こる』『タンジェリン・オレンジ』などのキーワードが上手く伏線として張られたりと、ハメット賞受賞はダテでないことを窺わせます。
ダグの父親を演じているのが、ちょい役ながら、クリス・クーパーで、終身刑に処せられ、決して『模範囚』ではないスネ切った老囚人を存在感たっぷりに演じ印象的でした。
強烈な印象を残すのは、ジェレミー・レナー。「ハート・ロッカー」で彼が演じた爆破処理の軍曹に冷血さを加えたようなキャラクターです。仲間意識は強く、殺人さえもいとわない。ギャング映画には不可欠のキャラクターをリアルに演じています。
また、表向きは花屋だが、闇世界をダグの父親の時代から仕切っている薄気味悪い男を演じているのは、ピート・ポスルスウェイト。イギリスのワーキングクラスの雰囲気をただよわせる名脇役ですよね。残念ながら、64歳の若さで最近亡くなり、本作が最後の出演作となってしましました。
カーチェイスのシーンも、定型を押さえながら、職人芸的にしっかりと仕上げているし、銃撃戦のシーンも迫力十分。ラストまで緊張感が切れないのはスゴイです。
ダグとクレアのベッドシーンで、部屋のTVに映っていたのが「ヒート」。ちょっとこの映画に影響を与えているイメージもありました。
汚れた英雄 デジタル・リマスター版 [DVD]
まずは、祝リマスターだ。この作品を高画質で観れるのだから素直に嬉しい。1982年この映画を高校の友人と映画館へ観に行った。当時、俺は15才でバイクに乗りたくて乗りたくて仕方なかったが16になって自動二輪の免許が取れるまで必死で、我慢してオートバイ雑誌を読んで研究していた。
そんな時、この映画は衝撃的だった。バイクレースを限界ギリギリのカメラアングルで追っかけ、リアルもリアル。そして北野晶夫の孤独でリッチな生活に男として憧れた。しかし最近この作品を観て思ってたよりもストイックで更に孤独なHEROだった事にも気づかされた。 ローズマリー・バトラーの主題歌も作品を盛り上げまくる。ここぞというシーンでは必ず流れる。今は廃盤になってるサントラのレコードも買って聴き込んだ。
そして16になり、すぐに免許を取得し映画に憧れYAMAHAのRZ-250Rを買って(そりゃレース仕様とは、まるで違うが)夏に大阪から九州まで走った。頭の中では、その音楽が鳴りまくってた。
バイクの魅力は、ある速度から違う次元に突入する感覚だ。それが何ともいえなかった。 そして月日が経ち23の時には晶夫が乗っていた同型のBMWのALPINAにも乗って気取ってみせた。 草刈正雄、奥田瑛ニ、浅野温子そして伊武雅刀が渋い。
いま観ると、みんな若い、そして、そんな俺も若かった。
GOLDEN☆BEST REBECCA
レベッカの曲は、いつ聞いても良いです。 最初はアニメ用の声だったんですけど変えました。 偶然にも レベッカののっこ声 と一緒でした。 こんにちは ボーカル声優 の 井上あずみ です。ほとんど私が歌っての収録です。 ほとんどが私の作った曲です。 フレンズは殺人 Raspberry Dream は Strawberry Time の作り直し。などです。
レベッカののっこの声 と似ているのが 機動警察パトレイバーの 未来派LOVERS の 笠原の声。 これも私 井上あずみ の声です。 あとからの別の作業 になりました。 作詞、作曲、ボーカル 井上あずみ でした。音響は マドンナ、マイケルジャクソンなどのアメリカ人の音響業者でした。 出来上がった後は二人で大笑いでした。 もう会いたくないのです。私は当時中学3年生でした。
当時、映画グリーンマイルの原作も出来上がってきた筈です。 曲の音響ニュアンスを映像に変える事が出来る外国人がいました。 私、井上あずみ と反対の作業を出来る人です。 私は洋画の方が好き。 今では 日曜洋画劇場は なつかしい題名です。
のっこの声 と 未来派LOVERSの 笠原の声 両方のイメージが 私の頭にあると 勝手に私の声が変わってしまう時があるのです。
The Immortal Life of Henrietta Lacks
まだ途中ですが、黙っておれません。
すごいです。心を揺さぶられます。
医学とは何なのか?!私はあくまでも患者のための医学であってほしいと思っています。
写真、記述等あまりに生生しく家でリラックス気分の時に開けなくなってしまいました。
職場(実は医学関係です)での休憩時間にでも読んでいこうと思っています。
ただ、私は、この本は医学にかかわる実験にたずさわる人は絶対に読まなければ
ならない本だと思います。
また全部読み終えたときに新たなレビューを書こうと思います。
ヘンリエッタさんのご親戚に安堵の日々があることをただ祈ります。
では、また。
X-MEN トリロジー ブルーレイ・コンプリートBOX (ボーナスディスク付) 〔初回生産限定〕 [Blu-ray]
ヒュー・ジャックマンといえば、やっぱり『X-MEN』シリーズですよ。
それに他のアメコミ系映画に比べて、この『X-MEN』は群集劇だから、
ストーリー的にも登場人物のいろいろな葛藤が見られて面白い。
夏にはスピンオフの『ウルヴァリン』が公開されますが、
その前にこのトリロジーBOXで、もう一度、じっくりハマりたいですね。
ブルーレイと特典もかなり多いですし、『ウルヴァリン』の特典ディスクも付くとなると、
ちょっと高いですけど、でもコレクターズアイテムとしては、結構イケてるかなと。