ミドリノツキ(上) (朝日ノベルズ)
再再復活するたびにいままでの本を書き直して出版してます。
この本は今回で2度目の出版ですね。
岩本さんいわく、「完全版」になったそうです。
不具合な所も書き直したそうです。
前回は文庫3冊だったのが、今回は新書2冊ですが、分厚くて、読み応えがあります。
内容もわくわく&ドキドキする所は変わりませんね。
一番良かったのはイラストレーターさんが変わらないことです!!(^◇^)
だって星虫もイーシャも新しい方のはちょっとね、、、、。
今回のイーシャは一番可愛くないです。
星虫年代記 1 星虫/イーシャの舟/バレンタイン・デイツ (朝日ノベルズ)
夢のために日々密かに努力を続けていた友美
星虫との遭遇からはじまる、変化の一日一日に
寝太郎や、クラスメイト、家族に、もっと、大きなたくさんの
ものがかかわりあって、”その日”を迎える
一生懸命で無理に優等生をしていた友美の
心の変化と世界の変化のお話ー星虫ー
イーシャの舟は星虫より少し前の、”ラブ・ストーリー”かな?
異性、家族、友達、いろいろな愛情が混ざり合って
次へ進むための布石の物語
違う目線で考えながら読むと何度でも読める
おまけもオススメです
ミドリノツキ[下] (朝日ノベルズ)
僕が『星虫/岩本隆雄』を読んだのは、中学生の頃です。
長年の感情移入が加わっているので、もう正常な評価はできません。
それから十年して、僕はもう、いい年した大人になってしまって、
世の中に数多くの面白い小説があることを知ってしまってますから、
僕の中で『ミドリノツキ』はそこまで圧倒的な地位を獲得できないでしょう。
でも、きっと。
十年前に出会ったのが『ミドリノツキ』だったとしても、
『星虫』と置き換えられて、記憶に残っていたと思います。
あー、あと話はまったく変わりますが。
「地球上から人類を全て消し去る」という話から、
星虫的な連想をしてしまったのは僕だけでしょうか。
そういう展開を心のどこかで期待したのに・・・・・・