Pen (ペン) 2010年 1/15号 [雑誌]
僕は小学生の頃からずっと相撲好きですが(現在34歳)、今回のPenには僕の知らない事がたくさん載ってました。
横綱と十両の給料の差は?
相撲の歴史は?
おいしいちゃんこの作り方は?
力士の一日って?
以外と知らない「そうなんだぁ〜!」と思わず膝を打つようなネタが盛りだくさんでした。
これを読めば、相撲がさらに面白くなると思います。
☆☆☆☆☆
相撲好き以外にもおすすめです!(^v^)
相撲よ!
横綱だけど25歳だし、どれほどの内容があるのかと購入を躊躇していたのですが、相撲ファンの友人がしつこく勧めるので買ってみました。読んでみると、友人の見立ては正しく、横綱の相撲観に感動しました。とくに、理想的な相撲を語った箇所。土俵に上がったら、勝とうとか、どう戦おうとかを頭で考えるのではなく、相撲の「流れ」にしたがって、体が自然に動くに任せる、そうしてとった相撲はあとでみても「美しい」のだ、という部分です。相撲をたんなる勝負ごとと思いこんでいた私は、「美しい」という表現にグッときました。相撲を「美しい」という表現で語る箇所はそれ以外にも随所にでてきます。相撲がスポーツでなく神事であることが本書の中で語られていますが、横綱は相撲だけでなく日本文化を深く理解しているのだということが分かりました。読書が好きで、いろんな人に会って話すことが勉強になるそうです。先日、この本を貸してほしいと言って持ち帰った相撲好きの祖父が、読み終えて呟いた感想が印象的でした。「日本人力士よりも日本や相撲のことをよく知っているんじゃないかな。双葉山の69連勝をモンゴル人力士に抜いてほしくないと正直思っていたが、こういう若者だったらいいなと思ったよ」。11月場所が楽しみです。