風の谷のナウシカ [DVD]
ジブリの第1作。20年以上前の作品だが、宮崎アニメはやっぱり初期のころの作品の方が面白い。
見どころは壮大な世界観と、ナウシカの人物像。優しさ、かっこよさ、自然を守ろうとする必死さがなんとも印象的。
登場するキャラクターも生き生きと描かれている。これらの人物描写は、今作以降の宮崎アニメの一つの魅力にもなっている。
少々説教臭さを感じてしまうのが惜しいところだが、アニメならではの魅力が生かされていて、私は好きです。
これの改訂作であるもののけ姫よりかは、こちらの方が良い。
映画としても有名なナウシカですが、物語として見るなら原作の方がもっとすごいです。7部作というだけあって規模が違います。
原作の内容を2時間アニメでまとめるのはやはり難しいのではないでしょうか。
余談だが、初期の作品はプロの声優が担当していた。
今更だが、近年の作品はなぜプロの声優を使わないのだろうか。演技の下手さ、質の悪さがはっきりとでている。
主役級、脇役を含め、プロの声優が担当していなくて、違和感なく聞けるのは紅の豚までで、それ以降はダメダメ。
今作を見て、やはりプロの声優が担当しないとダメだなということを改めて感じた。
天空の城ラピュタ [DVD]
ジブリの中でもかなりの完成度を誇る作品。
言うまでもない名作です。
空を飛ぶ機械やロボットの独特かつ魅力的なデザイン、
善悪はあれど、すべてのキャラクターが立っている、
単純だけで胸が熱くなるストーリー、
すべてがお勧めです。
ラピュタへの執着ぶりを見せ
「次は耳だ」「人間がゴミのようだ」
「目がー、目がぁー」など真似したくなるセリフを持つ
ムスカも、何年経っても忘れられません。
シータをパズーが逆さになって助けるシーンは
音楽も相まって、何度見ても興奮します。
実はいいヤツという単純ながらも好感の持てる
海賊たちも最高です。
ボスの食べるエビとハムは毎回食欲をそそります。
時代や年齢を問わず、まさに誰もが楽しめる作品だと思います。
千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]
映画館ではすごく楽しめたので楽しみにしていたディスクです。
しかし、残念ながら、このDVDの本編全体を覆う赤味を帯びた映像は
どうにも馴染めません。 今まで雑誌や本、パッケージの色を想像してる
方はご注意を。 一度、自分の目で映像を確認して納得してから購入
された方がいいと思います。
特筆すべきはフランス語の吹き替え音声。日本語版の声優のイメージに
ピッタリはまる声優を採用してて驚き。このディスクを購入したら、
是非一度は聞いて欲しい。
久石譲 ENCORE -オリジナルエディション-
SUMMERの楽譜目当てで購入しました。
わたしはピアノ独学で初めてふた月弱の初心者なので、はじめは初心者用の楽譜からにしようか迷いましたが、こちらの楽譜が久石譲さん本人監修のオリジナルエディションということで、数ある楽譜からこちらを選びました。
難しいかなとおもいましたが、SUMMERに関しては繰り返しも多く、中盤は一部難しいところもありますが練習期間10日ほどでほぼ完成し、なによりも本人監修の楽譜なのでイメージ通りに弾けるため、こちらの楽譜を選んでよかったなと思っています。
というわけでSUMMERに関しては、努力次第で初心者でも弾ける程度のレベルだと思いますよ。
アルバムのENCOREを聞きながら練習すると上達が早いと思います。せっかく購入したので、他の曲にも挑戦してみようかな、HANABIやアシタカとサンあたりから。
Piano Stories Best’88-’08
ナウシカもラピュタもトトロも豚もハウルも入ってるとっても贅沢なアルバム!!でも、ピアノメインだから全体的にきれいにまとまっています。まるで久石さんのコンサートに来ているような気分!伊右衛門茶の2008年RemixはPianostories4とまた少し違って音が深くなってるし、絶対持っていて損はないです!今までのシリーズも全部集めたくなってきたなぁ。
個人的、月明かりの晩に満開の桜の下で、「The Wind Forert」を静かに聴いていたい。