Principles of Pharmacology
学生の立場から書いてみたいと思います。
本書は54の章に分けてあり、各章にはその分野に関する生理学、そして薬理学的なことが書かれています。
通読して感じたのは、学生の立場で、必要最低限のことが、わかりやすく図を交えて説明してあるということです。
分かりにくい部分では「読者は混乱するかもしれないが…」という記述があって丁寧に説明されています。
また、読み飛ばすような、無駄に高度な内容もありません。
特に分かりやすかったのは、Cardiac Rhythmの章に書いてある心臓電気生理です。
この部分がうまく説明してある日本語の生理学書はあまりなかったように思うのですが、
この本は非常に分かりやすく書かれています。
ただ、脂質代謝の部分だけは図が分かりにくく、生化学の教科書が必要でしたが。
病態生理に基づく臨床薬理学―ハーバード大学テキスト
臨床現場においては、必ずと言っていいほど薬剤を投与することになります。病態に応じた薬剤の分類と薬理がよくまとめられており、また症例も提示されているので、臨床の場で参照するのに最適です。また、薬物動態などの基本から記載されているので、学生の学習用にも使えるでしょう。翻訳本ということで日本の実情にあうか心配しましたが、翻訳の段階で日本で使用される薬剤量などが考慮されており、翻訳された方々の工夫と努力を感じました。
PS2専用ソフト アーメン・ノワール ドラマCD
内容は特典ドラマCDのようなギャグではなくシリアスなお話です。
攻略キャラ全員でノワールを心配して探し回る様子・・過保護で心配性な・・
浅〜〜い、薄〜〜〜い、薄っぺら〜〜〜い
ドラマCDとしては少し残念な感じの内容でしたねぇ・・
その代わり歌は文句無しに最高でした。
単純に歌が聞きたいなら買っても良いと思います。
ドラマのほうはオマケだと思えば・・(笑;
Khachaturian / Ippolitov
ハチャトリアンの録音はたくさんありますが、これほど「ギラギラ」した演奏には
そうお目にかかりません。その、原色で描いたような強烈な世界は単純に興奮できます。
ストレス解消になりますよ!
アーメン・ノワール(限定版:設定原画集,ドラマCD「クリムソン先生の診察室」同梱)
一人のみ攻略時点での感想です。
一周のプレイ時間はスキップ等なしで6時間くらいでした。共通ルートが長いので、二周目からは2時間くらいで終わりそうです。長いとは感じず短いとも感じなかったので、適度な長さだと思います。
設定が女性向けより男性向けに多そうな印象です。殺し・殺されたりというのは女性向け、ましては甘い恋愛を求めているユーザーには不向きなのでは?と感じました。敵・味方が半々攻略対象に存在しますので、攻略対象同士が殺しあったり、主人公が攻略対象を殺したりもします。個人的には乙女ゲーム以外もプレイしていますのでさほど苦痛を感じずプレイできましたが、乙女ゲームしかプレイしないという方にはかなり厳しいと思います。また、世界観を崩すことなくシビアな展開を維持できたのは良かったと思いますが、だからといって恋愛を疎かにしては何の為の乙女ゲームなのか分かりません。個人ルートが短いせいかもしれませんが、どのような経緯で主人公を好きになったのかいまいち理解できませんでした。ある程度は想像力や感性で補うべきなのかもしれませんが、せめて一つくらい分かりやすいアクションを入れてくれても良かったのでは?と思います。
とはいえ、シナリオは非常に面白かったです。乙女ゲームとして斬新でしたし、恋愛以外で良かったと感じる部分が多々ありました。もう少し恋愛面を作り込めば乙女ゲームとして成り立ったのでは?と思います。
スチルは文句なしです。元々原画家のいけさんが好きだということもありますが、今回はいけさんの良さが思う存分発揮できていると思います。
一周してみて結構精神的疲労がありますので、気軽にプレイできるという感じではありません。個人的には良い面も悪い面も含めて楽しめましたが、万人に受ける作品ではないと思います。救いのある結末や甘さ溢れる展開があるわけではありません。シナリオは一貫してシビアですので、その点を踏まえて購入を検討してみて下さい。