TMNソング・ミーツ・ディスコ・スタイル
数あるTM系カバーの中で1番特色を出していると思うデイブ・ロジャース氏のTMNカバーアルバム。収録曲が非常に日本人好みです。RESISTANCEを入れる辺り、さすがです。
GetWildの創り込みが他に比べ、明らかに高クオリティな所も素敵。
90年代初頭のダンスミュージックブームからユーロビートブーム時に日本でもブイブイ言わせていた人ですが、この人の音を頭文字D辺りで耳にしている人も多いはず。
こんなカバー/アレンジスタイルセンスに憧れる今日この頃でした。
avex DANCE MASTER【POPPING】 [DVD]
このDVDは簡単に言うと説明不足な印象が残ります。
紹介する技(技って言っていいのかな?)の種類は多いですが説明が足りません。
一つ一つにちゃんとした説明があれば最高でした。
なので初心者には向かないと思います。
初心者でPOPPINのことを学びたいならまずダンススタイルポッピンを見ることをオススメします。
ワイルドアームズ Complete Tracks
念願かなって完全盤のサントラが出たことにまず感謝です。
完全盤で追加された曲に関しては大歓迎で、「ああ、この曲はこんな場面で・・・」
と、感慨にふけって、ゲームをやってみたくなってしまいます。
では、昔出た、約半分しか収録されていないサントラ(半分盤とします)と
両方ともに入っている曲には何か違いがあるのかと、比較してみました。
曲の長さは、いくらか長くなったり短くなったりしていますが、
聴いた時の感じはあまり変わりません。最長の30秒長くなっている曲も同様です。
しかし、音自体の聴こえ方については大分変わっています。
半分盤でよく聴こえていた音が後退したり、響いていた音が響かなくなったりして、
全体的に平板な音になっています。特に顕著なのが、荒野の渡り鳥(ロディのテーマ)、
バトル・ジークの2曲。別の曲に聴こえる程違っています。
完全盤の発売を心待ちにしながら半分盤を聴き続け、立体的な半分盤の音に
慣れた耳には、この違いは残念でした。完全盤に収録されたのはオリジナル音源
ということですので、半分盤のほうがアレンジされたものだったのだとは思いますが・・・。
完全盤と半分盤のどちらにも入っている曲は、両方を聴き比べてみて、
それぞれ気に入った方を選んで各自の完全盤をつくるのがよろしいと思います。
なお、付属の冊子も読み比べてみると、感慨深く面白いです。
半分盤にあった編曲の外山氏の名前がないのが残念です。
フランキー・ワイルドの素晴らしき世界 [DVD]
どうしようもなく自己嫌悪に落ち入った時にお薦め。
スペイン・イビサの売れっ子DJでゲロゲロアゲアゲ人生の前半から、
頂点から転げ落ち、のたうち回る地獄の日々、
そしてまた反転してからの後半がベタながら元気づけられる。
人間、現実をちゃんと受け入れれば道は開かれるんやなと...
あんまり期待してなかっただけによけいに良かった。