決定版二〇三九年の真実 (集英社文庫)
ケネディ暗殺についてはいろいろな説が流れているが、これほど事件の構図がクッキリと浮き彫りにされたものはほかに無いと思う。この本を読むと、ケネディは正義に基づいた行動をしたがために、一部の人間から強い恨みをかったということがわかる。また、アメリカの影の部分がはっきりとわかったが、このアメリカの影の部分を理解せずして、アメリカの行動の真意は理解できないと断言できると思う。
モサド、その真実 世界最強のイスラエル諜報機関 (集英社文庫)
諜報活動の片鱗を窺うことができる。しかし、片鱗であって全貌ではない。時代は大きく変わり諜報手段も大きく変わっている。すくなくとも諜報活動を行っている人間が日本にも数多く存在すると言う意識を持って社会生活を行うことをおすすめすると同時に、本書がその警笛の一端になることを祈る。