少女革命ウテナDVD-BOX 上巻 (初回限定生産)
このアニメは人を選ぶ。
普段アニメを見ない人に見せたらサッパリだろうし、アニメを見る人でも面白いと感じない人は結構多そうだ。または単純にギャグアニメとして楽しむ人もいるかもしれない。
ただ、この作品にハマってしまった人はとことん好きなのだろう。それこそ、単巻DVD持っててもこのBOXを買うくらい好きだろう。だからこその強気な価格設定。いくら高くても、きっとそれなりに売れるから。大人は汚いね。しかし買う人間はそうは思わないんだ。むしろ出してくれて有難う、くらいのもんだ。自分がそっち側の人間であることに軽い不幸を感じる。
エヴァに漬かってしまった人は、この作品も好きな率が高い気がするね。
それでも人生にイエスと言う
戦争が終わった”翌年”に行われた講演の記録とのことですが、
当時、アウシュビッツの話は、さぞかし生々しいものだったのでは?と思
います。
私は戦後60年以上経った現在、この本を読んでいるので、アウシュビッツ
の情景は鮮明には浮かんできませんが、この講演の時点では、「それは、
すぐそこ」にあったようなものだったのでしょう。
アウシュビッツの地獄は、たった1年前にすぐ近くで実際に起こったこと
だったのです。
とても重厚な講演だったのでは・・などと、いろいろ思いをはせてしまいました。
フランクルは、精神科医でロゴセラピー(実在分析)の創始者です。
21世紀、心療医療は目覚しい発展をとげ、長年引きずってきた心理的苦痛
を数分で消去するような画期的な療法(EMDRやTFT)などが出てきたので
「苦しみに意味を見出して生きるより、苦しみは早く取り去って楽に生き
たほうが100倍良い!」
という人が増えてきました。まあ、私もそのほうが良いですが(笑)。
でも苦しみに意味を見出して生きる姿勢は崇高です。
この本を読んだら「夜と霧」も是非読んでください。
「苦しむことにどのような意味や価値があるのか?」ということを
極限の状態において、フランクルが語るシーンがあります。
このフランクルの心は、しっかりと受け継いでいきたいと思います。
手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
働くことの意義を教えてくれる、小説の体裁をとった自己啓発本です。
タイトルが気になって手にしましたが、読んでみたら説教臭さが無く、沁みるように心に納まりました。
でも、文字数の割には値段が千五百円と高め。
ミステリー仕立てにしている手紙屋の正体も登場人物が少ないので簡単に絞れます。
小説云々では無く社会生活をする上での指南書として読めば良いでしょう。
ベスト・クラシック100
そのときの気分によってCDを選べます。そのCD6枚から1枚のCDを選ぶ楽しさは、宝石箱をあけるようです。「初心者向け」とか、「選曲がいまいち」とのレビューもありましたが、CD6枚でこのお値段です。
私はとても納得して楽しんでいます。また、CD6枚分のコンパクトな収納もよく、旅行にも持っていけそうです。このCDの解説書が1枚の紙ではなく小冊子だったら、もっと良かったです。