愛の夢
朝、目覚めて出勤途中に聴けば、頭はウェィクアップ。
仕事をしながら聴けば、仕事スイスイ。
交通渋滞時でも、追い抜かれても、絶対イライラしない。
帰宅して聴けば、疲れもストレスも発散。
夜、寝る前に聴けば、眠りスヤスヤ。
このCDはオールマイティです。効果抜群。ぜひ、お試しを。
千住真理子というよりも、4億円以上するストラディバリウスの艶やかな音色がそうさせるのだと思う。
諏訪内晶子が弾いたら、五嶋みどりが弾いたら、と思ってしまう。
名曲喫茶のクラシック~懐かしのクラシック小品集
このアルバムの企画としては、昔「名曲喫茶」で流されていた小品のクラシック音楽を家庭でどうぞ、という趣旨のようである。企画はどうあれ、よくあるオムニバスアルバムで、曲テーマもバラバラ、演奏家も玉石混淆である。曲によれば何もこのアルバムでなくとも、別の優れた演奏家から聴けば良さそうなものであるが、ここでの良いところは、何と言っても他のアルバムでは見つけにくい珍しい曲目を収録していることであろう。また、聴き覚えある曲ながら題名のわからない曲の題名を特定できたことも大きな収穫であった。
とりわけ私としては、「ハイケンスのセレナード」や「怒濤を超えて」「ドナウ河のさざ波」が興味深い。
特にハイケンスのセレナードは戦時中、「戦線へ送る夕べ」というラジオ番組のテーマ曲だった(らしい)のだが、印象的な名曲ながら原曲を聴く機会がなく、このアルバムを通じて初めて聴くことができた。また「怒濤を超えて」は‘NHKみんなのうた’の初期に合唱曲として採り上げられた曲で、私の幼少時によく聴いていたもの。
あと、このアルバムでは1曲ごとの曲解説がわかりやすく載せてあるのもうれしい限り。
時には、こうしたアルバムでクラシック小品を振り返るのも良いかもしれない。