Mishima: A Biography
This book remarkably succeeds in revealing the meaning of Mishima's intention in his life and work. To many people Mishima's aestheticism may seem to be nothing but perversion, and his political attitude reactionary. But John Nathan goes beyond stereotyping Mishima's achievements in his life and work as such, and gives a very balanced overview of Mishima, not just as a Japanese literary author (bungo, as you may call him in Japanese), but as a global artist. It is also interesting to find his personal episodes with Mishima, as a translator of Mishima's work.
永久保存盤 軍艦マーチのすべて
半端ではない。演奏は正調からイロモノまで多様。解説も豊富。トラック6と13は絶品。音源としても、資料としても価値が高い。
トラック25の寺内タケシの演奏に関して、キングにはこれより良い音源(フルコーラス演奏、勿論テケテケサウンドで)があるが何故そちらを収録しなかったか疑問である。
金閣寺 (新潮文庫)
誰の心の中にも絶対的に超えられないと感じる何かがきっとあると思う。それが彼にとっての金閣であったわけだ。人が生きて行くうえで様々なものからのプレッシャーを感じながら生きている。両親やルール、先輩などから。偉大な金閣との関係もさる事ながら、人間関係の描写が人の深い部分を全て出した感じで生生しさと共に面白さも感じた。中学生の頃に読もうとして挫折した作品だが、大学生になり、人というものも少しはわかってきたので、おもしろくていっきに読む事ができた。あと、作者独特の情景描写が素晴らしい。人間関係だけでなく情景にも注目して読んでみるとおもしろさのます作品だと思う。
黒蜥蜴 [VHS]
江戸川乱歩の小説から三島由紀夫の手によって戯曲化され、演劇になった後は美輪明宏さんが完成させた「黒蜥蜴」。この映画版はミュージカル風であり、演出も舞台演劇の様になっていて面白い。また京マチ子の緑川夫人がなんともいえない風情あり!。今日では古色蒼然たる表現もありますが、それらを全て味として今の時代に受け止めたい傑作です。明智小五郎と黒蜥蜴の関係は、左手と右手の様に対称的な正義と悪とが愛憎相半ばする恋愛関係の様なライバル関係。新藤兼人の脚本は、この辺がストレートで非常に解りやすい。やがて善悪が入れ替わったかの様に、狡猾な明智に追い詰めらてゆく黒蜥蜴。その最後では京マチ子の演技が光っています。冒頭と劇中にも流れる三島由紀夫作詞の「黒蜥蜴のテーマ」が印象に残りました。
みんなで読書DS 捕物帳 半七&右門&安吾&顎十郎&旗本退屈男
こんなソフトが欲しかった、夢が叶ったようなソフトです。
作品のラインナップも実に判っていらっしゃる!
どれも捕物帳クラシックスともいうべき名作揃いで、いつも手元に置いておきたい作品ばかり。
これらの作品をひとまとめにして、どこにでも携帯できるなんて、本当に幸せです。
システム的にもオートでしおりが挟めるなど、移動中にも読書しやすい便利な機能が使いやすいです。
他社のDS読書ソフトも持っていますが、ドラスのソフトは操作がシンプルで、一番使い勝手が良いように思います。
今後もぜひ、読書ソフトを出し続けてください。
古典的ミステリや名作児童文学、少女小説(赤毛のアンシリーズをはじめモンゴメリの書いた少女成長小説や、若草物語など)、古典落語の筆記本、大長編名作小説の全巻収録ソフトなど、どうでしょうか。
発売されたら、私は必ず買います!