Dance Dance Revolution EXTRA MIX
DDRは洋楽が多い中で、このMIXはテレビやCMでおなじみの曲を集めている。「ルパンザサーーード」のルパン3世のテーマ、キャッツアイ、武富士のCM曲など、のりのりです。ちょっと変わった曲で楽しみたい時にお勧め。
シンクロナイズド・ラヴ
どうしても、消費者金融会社のCMソングとして有名になった曲であるために、そのイメージ・先入観だけが
先行し、それ故、「楽曲そのものへの正当な評価」が妨げられる事もあるのではないか、と思うこの曲。
しかし、このCDを聞くと、改めて楽曲そのものの「完成度の高さ」を実感させられます。歌も上手く、楽曲
そのものもダンサブルで、「魅力」を感じさせるだけのパワーがあります。
このCDには本曲の様々なアレンジが収録されていますが、この楽曲の持つ良さを一番引き出しているように
感じられる「Millennium」バージョンが、(このCDの中で)一番出来が良いように自分は感じます。
この「Millennium」と同じアレンジで、サビ以外の歌詞が全て日本語の「J Rap jam」も収録されています
が、歌詞が日本語になったというだけで、雰囲気が「随分違うな・・・」という印象です。
(英語歌詞の方が、この曲には合っていると思います)。
是非、1枚購入して聴いてみてください。単なる「消費者金融のCM曲」ではない、この曲そのものの持つ
「良さ」が(改めて)分かると思います。
ちなみに、「DanceMania」に収録されていた「Red Monster Hyper Mix」は未収録です。これが入っていれば
もっと良かったと思います。
さらば山口組 ~後藤組・後藤忠政組長の半生~
もっとちゃんと本を読んで批評した方がいい。本人に取材してないからノンフィクションノベルになったとは書いてない。読みやすくするためにノンフィクションノベルの形式を取ったと書いてある。
私は面白かった。本人が話しているから真実とは限らない。「憚りながら」が本人の証言とすれば、こちらは周辺取材と資料から探った本人像。果たしてどのあたりに真実があるのか。読み比べると大変興味深かった。
ダンスマニア・スピード・ベスト2001
ダンスダンスレボリューションの難易度10の曲をAAでクリアなんて余裕だぜ!!
……コントローラなら(汗)
っていうインドアなDDRダンサーの自分が、ダンスマニアのCDってどんなものだろうなぁと思って買ってみたのがこのCDです。
……いやぁ、名曲が多すぎる!
以来ずっとこのCDを聞いている気がするなぁ。
DDR(家庭版)をプレイしている自分にとって残念なのは、スマイルdkさんの「BOYS euro mix」が収録されていないことだけかな。
まぁこの曲はあくまでeuro mixだから普通のダンスマニアスピードに収録されるようなものではないのかも知れないですけど。
とにかく超・超オススメの一枚です。DDRで踊るのに疲れた人にもオススメです。逆にこれを聞いてDDRでまた踊りたくなってしまうという危険性が高いですが……
武富士 サラ金の帝王 (講談社プラスアルファ文庫)
本書は、1983年に出版された「サラ金商人」のリニューアル版です。
先頃グレーゾーン金利の撤廃などの「改革」がようやくまとまったタイムリーな問題につき、
「貸す側」の視点からその全体像を描く力作です。
本書は大きく2部に分かれます。
すなわち、前半において武富士をはじめ、
CMや駅前のティッシュ配りでもはや知らない人はいないであろう、
大手業者の経営者の生い立ちと会社の発展を批判的にレポートします。
そして後半においては、サラ金問題の背後に見える、
我が国の個人向け金融システム全体の問題につき、
主要金主である大手銀行との関係や、
今やお馴染みの債務者への取立ての実態、
さらには最新のレポートとして、
暴力団がらみのヤミ金へと筆が進められます。
本書は表紙やタイトルからして、
前半部分に力点が置かれているかのように見えて、
実際のところ、真の問題点である後半部分を正当に取り上げた価値ある一冊です。
著者は全体を通して、
精一杯生きようとする我々一人ひとりを取り巻く、
余りに冷酷なシステム、特に利潤追求に血道を上げる金融業全般に憤っており、
大いに共感します。
先日まとめられた政策も、それを伝えるマスコミも、
ひとり消費者金融業者を悪者に仕立てて矛を収めたようですが、
グレーゾーン金利問題にしたところで、
すでに本書の旧版の出された四半世紀前からの課題…。
血の通った制度はいつになったら実現するのでしょうか?