Dusty Springfield Reflections [DVD] [Import]
~ダスティ・スプリングフィールドの60年代~70年代初頭のTV出演時の歌唱シーンをまとめたヴィデオ。アメリカで放映された同名のTVスペシャルが元になっている。
ダスティのヴィデオといえば既に"Full Circle"があるが、ダスティへのインタヴューを中心に全キャリアを駆け足で総括した内容のため、歌唱シーンは殆どが抜粋であった。
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一方、こちらはたっぷり17曲が、全て完奏で収録されている。(例外はオープニング・タイトルを兼ねたため中断が入る冒頭の「Wishin' & Hopin'」1曲のみ。)"Full Circle"で途中でカットされたり、CDの"Heart & Soul"で音源のみが発売されていた曲の幾つかが遂に、完奏で視聴できるようになった。9曲が生の歌唱で、残りがリップ・シンク。
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構成は各曲の合間にペトゥラ・クラークとB.J.トーマスのコメント、ダスティへのインタヴュー・シーンが短く挟み込まれるだけで、シンプルそのもの。あくまでもダスティの歌唱シーンをたっぷりと楽しんで貰おうという意図と思われ、これは非常に好感が持てる。
ほぼ同時期に何種類かのヴァージョンが発売されるので、わかる限りで以下に整理しておきます。
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(1)米国版DVD "Reflections":ボーナス・クリップ無、NTSC方式、リージョン1。
(2)米国版VHS "Reflections":ボーナス・クリップ無、NTSC方式。
(3)英国版DVD "My Very Best, Love Dusty":ボーナス・クリップ無、PAL方式、リージョン・フリー。
(4)オーストラリア版DVD "Reflections":ボーナス・クリップ有、PAL方式、リージョン・フリー。(予定)~
ベスト女性ヴォーカル100
一枚目の一曲を聴かせて頂くだけで
感動します。リラクゼーションできくのは
失礼です。彼女達のソプラノは、癒しです
安らぎもあって、心もふわーっと
開放され、夢の世界へ誘われます。
ライヴ・アット・BBC [DVD]
この商品の解説を検索しても、なかなkヒットしないので、購入した私が代行させていただきます。
まず「DUSTY」という彼女のワンマンショーが9つ、ノーカットでご覧になれます。
本編は全てモノクロです。
初回に放送された映像はかなり歪んでいますが、2回3回と進めんでいく内に、魅力ある彼女を拝見することができます。
数曲だけ、コーラス、ピアニスト、ダンサーと共演しますが、基本的に彼女が一人きり、シンプルなステージで歌うスタイルを貫いています。
輸入版は安値ですが、曲間で彼女のコメントが入るので、英語が理解できない人は日本版の購入をお勧めします。
口パクではないかと思うほどアレンジは変わっていませんが、一応歌っているようです。
「アンナ」では、手馴れたストロークでアコースティックギターも聴かせてくれます。
ダスティは2階席に客がいるかのような視線を送るのですが、拍手はまばらなうえ、客席の映像は終始映りません。「あそこには40人の演奏家と3人のコーラスがいます」と紹介しても、これまたカメラはダスティから焦点を外しません。モノラル音声なので、演奏が生かどうかは判別できません。
エクストラトラックは、全盛期はとっくに過ぎていますが、カラー映像で、ホーンセクションに囲まれて歌うダスティを観ることができます。
「サタディ・ナイト・アット・ミル」でのインタビューは必見です。
「徹子の部屋」のような会話形式で、これだけで10分以上あります。
70年代末の番組でしょう。10年ぶりにLAからイギリスに戻ってきたダスティですが、冒頭から田舎ではチケットが売れずコンサートが出来なかったことを指摘されます。
他にも私生活のゴシップなど馬鹿馬鹿しい質問が続きますが、笑いながら誠意を込めて答えるダスティ。さすが大物です。
フォトギャラリーはDVDから拾った静止画像ばかりでちょっと残念でした。
Dusty in Memphis
遅れてきたDustyファンです。AtlanticでMemphis録音というラインからこのCDにたどり着いたのですが、間違いなく名盤です!英国女性ポップス歌手随一の黒っぽさと歌唱力を持った彼女をMemphisに連れてったAtlantic首脳の目の付け所は流石。Arethaの白人版を狙ったのは明らかですが、R&Bで押さずにソフトな曲を噛ませたところがいい塩梅で音楽的成功のカギでしょう。これで売れてりゃDustyの評価も大きく変っていたはず。14曲ものボーナストラックもライナーも素晴らしいです。買いですよ。