CHECKERS in TAN TAN たぬき [DVD]
ミュージックチャプターがあり、曲ごとに再生できるので
「今夜はCまでRockn' Roll」とか、よく聴いています。
キュートな音楽をバックに飛び跳ねる7人の映像がとても良いです。
ただ、ミュージックチャプターに
「オー キャロル」~「ツイスト アンド シャウト」
が無いのは残念でした。
(シーン的に難しかったのかもしれませんが。)
チ・ン・ピ・ラ【HDリマスター版】 [DVD]
1984年11月できたての有楽町マリオンで観ました。併映は海に降る雪。初日の日劇東宝は超満員でした。バブル前夜の平和な80年代をここまで記録した映画は貴重です。特に東横屋上で語り合う2人が最高です。もうとっくに時代に乗り遅れた僕ですが、まだまだこのころを卒業できないままです。海燕ジョーの奇跡や南に走れ海の道を、ハワイアンドリームとか再販希望です。今の邦画にはないギラギラ感がいっぱいで最高です。野暮ったさがかえってカッコイイ。ちなみに当時、公開キャンペーンでゴールデン洋画劇場マッドマックス2の吹き替えを2人が担当してたのもいい思い出です。
キャロル夜明け前
ボクは、ジョニーさんと言えば、タイトルの曲たちが浮かびます。セクシーさと、甘さと、とっても雰囲気があって大好きでした。矢沢さんのそれとはまったく違った良さがそこにあったんです。
この本に関しては、ジョニーさんの生い立ち、それこそ、キャロル誕生、いや、もっと言ってしまえば、矢沢さんとの出会いまでは、キャロル時代のジョニーさんが歌っていらしたタイトルの曲たちのように、詠っているんですけど、それ以後は、急に光を失ってしまって暴露話ではないし、個人的な矢沢さんとの確執というほどは堂々と向かい合っていないし。いくつかのボク達が知らなかったエピソードは語られるものの、どこか下を向いているような、斜めを向いて話されているような気がしてなりません。
ズーっとキャロルのファンとして歳を重ねてきた自分にとっては、何故、今、ジョニーさんがこの本なのか?何故、あの魅力的なジョニーワールドで話をしないのか、はわかりませんが、続編、”ジョニー・グッモーニン!”を期待してやみません。
そんな物足りなさと、矢沢さんを語ってしまっていることで(何故、ジョニーとしてジョニーを語らない?)星ひとつ下げさせてもらいました。
キャロル夜明け前 第2章
第一章?は、変なプレミアがついているので、読んでいないのだが…
結局、何だかんだと言いながらも、ぶれずにストイックなまでに「己の野望」に
執着しカリスマとなった「矢沢永吉」と、ある時期「成り上がれる」メンバーだったにも
関わらず、本人(ジョニー大倉)曰く「己の道」を追及したがゆえに、その野望を相容れずに
カリスマになれなかった人間の対比の象徴が「キャロル」という幻のバンドであったのか…?
いずれにせよ、確かに何が「成功」で何が「幸せ」なのかは、当事者である本人たちが
想い感じることであって…正解は無いんだろう…
この本を読んで「キャロル」の曲をあらためて聴きたくなったのは事実であるが…
その曲に重ねた想いそれはあまりにも「自分よがりのセンチメンタル」に感じる…
その時その瞬間に、そんな回りくどい方法で相手に問うのでなく、自分の言葉で
何故真意を問わなかったのか…実はその瞬間から今の対極する二人の将来全てを予見していたのだ。
キャロル 夜明け前
キャロルストーリーというと永ちゃんの「成り上がり」と
共著の「暴力青春」があるが、どうしても永ちゃん中心という
感じであった。それはそれで良いのだがこの本はジョニーの目で見たキャロルストーリーで
結婚していたのは永ちゃんだけでなかった事、
ユウが途中で相原誠に変わった真実など、リアルタイムファンで
たいていの事は知ってると思っていたが、新しいエピソードはとても興味深い内容だ。
キャロルがただのツッパリバンドでないのはジョニーの存在があったからというのを確信した。