The Razor's Edge
フランスで幼年期を送った文豪モーム。旧世界人(ヨーロッパ人)から見た新世界人(アメリカ人)への鋭い洞察にはまったく驚かされる。また、その美しい文体はまるで真珠のように上品で滑らか。
Razor's Edge
“Thunderstruck”が流れてきたら、まさにAC/DCの衝撃!!タイトル曲“Razores Edge”や“Are You Ready”あたりが大好きです。
みんなは、AC/DCというと『BACK IN BLACK』と言うけれど、1991年に初めてHM/HRという音楽に出会った私としては、「なにこの古いの・・・」という感覚しかない。
誰でも初めてハマった時のものが最高だと思うんだよね。最高じゃなきゃ夢中になったりしないんだから。
METAL-IKKA~メタル一家
低予算感丸出しの音質。
各楽器の音の分離がイマイチ。
全体的にベースが太すぎて、逆にドラムは軽め。ぐしゃっとつぶれたようなサウンド。
10-FEETのTAKUMA監修らしいが、「もうちょっとクリアにできなかったのか?」
というのが正直な感想。
例えばモーターヘッドのトリビュートなら、
敢えてこういった音作りにするのもありかとは思うが、
Motorbreath、Metal Militia、Fight Fire With Fireといったスラッシーな曲を収録しているのだから
もっとエッジをはっきりさせ、演奏者の姿が見えるサウンドにしてもらいたい。
必要以上ににアンダーグラウンドなサウンドにされてしまったのが残念。
しかし、各バンドによる斬新な解釈は興味深かった。
BEAT CRUSADERSやPOLYSICSはシンセや電子音を駆使し、
RAZORS EDGEはスカ要素を注入。
9mm Parabellum Bulletは随所で「らしさ」溢れるメロディ使い。
そしてアルバムの最後では、OUTRAGEが直球ド真ん中勝負のカヴァーを披露。
なんの捻りもナシ、まっすぐなカヴァー。
しかしこれだけレベルが高いと、ただただ唸るしかない。
音質、参加バンドの知名度、内容・・・総合で個人的に70点というところ。
ガチガチのメタル・ファンより、まんべんなくロックを聴いている人の方が楽しめるコンピだろう。
PIZZA OF DEATH Video Anthology [DVD]
PVを集めたDVDです。
ライブ映像ではないです。
しかし、KEN YOKOYAMAらしい仕上がりで、
DVDのタイトルメニュー画面では、すべてのバンドの代表者が集合写真みたいに映っています。
初めは「ALL PLAY」しか選べないと思っていたら、リモコンキーの縦横をたまたま間違えて押したら、各バンドを選んで聴くことができるようになっていて、驚きでした。
また、そのバンドを選び決定を押すと、そのバンド代表者以外の他のバンドメンバーが退散していく、といった少々手の込んだ演出もあり。
映像再生が終わると、また他のメンバーが戻ってくる、と。
遊び心が入りつつも、PVはすげーかっこいいです!
UPPERのPV見てて、かっこよすぎて感動してしまいました。
レーベル好きにはたまらない一品ですね。
Nightwing: On the Razors Edge - Volume 7 (Nightwing (Graphic Novels))
バットマン・ナイトウイングシリーズ 第七巻 2005.6 /洋書 オールカラーコミック
バットマンの相棒、初代ロビンことディック・グレイソンの育った姿が「ナイトウイング」です。
強敵ベインに背骨を折られたバットマンの代わりにナイトウイングがバットマンを務め、ブルースとディックが和解した一件よりも後、ゴッサムシティから南へ30分ほどの港町ブルードヘイブンを舞台にディックが活躍する物語になります。
なお、結構女性遍歴の激しいディックですが(笑)、この本ではキャットウーマンと若干の絡みが。しかし、「今夜のことはバットマンには内緒にしてね」という彼女に、「いいや、アンタは本当はバットマンに知られて彼にヤキモチを妬かせたいはずだね」と笑い飛ばしてしまったりしています。
大人になったね、ディック・・・などと微笑ましく思っていましたが、この第七巻に収録されている最終話 Nightwing #60 から、2005.8発行の第八巻「Nightwing Year one」Nightwing #101 までの物語が、実はごっそり収録欠落しています。
そこに、ブロックバスター、タランチュラの絡むここでは言えないような衝撃のストーリーがあるのですが、残念ながら未収録に終わっています。