たばこ紳士 (1967年)
この本の著者アルフレッド・H・ダンヒルは、1928年に父の跡を継いで、ダンヒル商会の三代目当主となった人物である。本書は1954年に出版された喫煙具の解説書だが、父が1924年に著した「パイプの本」と並び、喫煙者のバイブルとされている書物である。前掲書から30年を経て発表されたこの本は、ダンヒルの喫煙具の製造法および煙草についての詳細な記述が目を引くが、父ダンヒルのやや晦渋な文章に比べてかなり判り易い内容となっている。出版からほぼ10年後、作曲家の團伊玖磨が、英国留学の際に語学習得のために本書を日本語訳したのが、本書がわが国に登場するきっかけとなった。日本語版は1967年、当時氏が「パイプのけむり」を連載していた朝日新聞社から出版された。装幀を手がけたのは若き真鍋博、ダンヒルのパイプの写真を使ったこのカバーは今観ても素晴らしい出来映えである。内容もほとんど古びていないが、絶版になって多くの年月が過ぎた。しかし世界的に嫌煙運動が推進されている現在ではやむを得ないであろう。
A Victorian Scrapbook
ヴィクトリア時代の美しいコラージュの世界です。
色使いは、さすがヨーロッパの感性だと思います。
全体に花が散りばめられていて、ゴージャスで
ため息のでるページが続きます。
物を作る人にとって、刺激になる洋書です。
Here's Where I Belong: Best of the Dunhill Years
P.Fスローンの作品は当時のダンヒル・サウンドの核、中心でした。ダンヒル。サウンドを語るにはこのアルバムを是非、聴いてほしいです。
この時代の彼の作品は入手が困難なのでこのアルバムで当時のものが聴けます!
English Songbook: Traditional Folksongs
ボストリッジの声は透明で美しい。歌唱は完璧で心温まる。伴奏ピアノも表情豊かだ。特筆すべきは、選曲がすばらしく全曲を通して聞くと一つの詩劇のようだ。もう何回聞いたか数えられない。何度聞いても感動する。聞けば聞くほどに味わい深い。こんなCDはめったにない。私のとって本当に特別な1枚だ。このCDの制作にかかわったすべての人たちに感謝する。
ダンヒル エディション オーデトワレスプレー 100ml K15
スパイシーだけどそれほどきつくなく、仕事でつけていてもさりげなく香るので違和感がありません。ただ甘い香りや柑橘系の香りが好きな人には向きません。