たけしとジャズ
僕はジャズはシロウトですので詳しい事は書きません。(&ですし、書けません。。。)
でも1曲目と2曲目に入っているジョン・コルトレーンの「My Favorite Things」、2曲いっぺんに聴いても飽きません!
この冒頭の2曲は確実に全く違うリズム、テンポですし、違うところがジャズなのかも知れません。
(2曲目はライブです。)
3曲目にマイルス・デイヴィス。もの凄くブルージーで真っ黒で粋な「ジェネリック」。
以下、僕が解説してもしつくせませんので、是非27曲、3,200円というアルバムを購入して聴いて下さい。(ダウンロードより安いんですよ。)
ジャズって確か「自由な」という語源があったと思います。
時代も自由な雰囲気漂う頃だったのでしょう。
でもこのアルバムでたけしさんと同じ時代を聴くことができます。
秋の夜長にこのアルバムで物事に耽ったり。
たけしさんもこれをジャズ喫茶で聴きながらバイトしていた頃は何を考えながら生活していたんでしょうか…。
お薦めします。
略奪大国~あなたの貯金が盗まれている!~
この本面白かった。国債を買うなっていわれたことがあるけど、漠然とふぅん程度にしか思ってなかった。こういう危機感を持っている人は少ない。自分でビジネスをやっていない限り税金の理不尽さにはなかなか気づけないもの。中小企業が成長しなかったり黒字をださないのは税金のシステムがいい加減すぎるのも原因だと。すべてこの本の内容に賛同するわけではないけど、サラリーマンのうちは私もわからなかった多額の税金を払う人の立場や苦悩がほんの少しわかるようになってきて、お金の取り扱いは多額になるほど慎重になる。法人税もとられ所得税も取られ、さらに保険税や市区民税そのうえ消費税と稼ぐ人が損している気がするほどの課税。1億の所得あっても手元に残るのは5000万円以下なんて。2000万以上だと青色申告しなくちゃいけないし、なぜか資産、貯金額まで申告しなくちゃいけない。国がお金を盗むっていうのはあながち大げさなはなしじゃない。批判する人も多いと思うけど、もし自分がお給料の半分は税金になります。って言われることを想像してみてほしい。少しはお金持ちの気持ちや税金を多額に納める人の理不尽さがわかるはず。私は個人的に子供手当てや生活保護(特に在日の中国人や韓国人、もしくはニート的な働けるのに働かない人)はなくなっていいと思う。そして公務員はもっと減らすべき。国会議員も減らすべき。
アメリポンに関しては飛躍しすぎではあると思うけどね。でも、資産家や多くの社長が海外に資産を移動させたり、このバカ高くて内訳もわからず使われだている税金にうんざりして他国に会社を持つようになったりしているのは事実。お金持ちをうらやんで経費など使えることを脱税みたいに思ってる人も多いけど、自分でビジネスやっている人から見れば、自分で稼いだお金を経費として使って何がいけないのって話。そんなことうらやむことがあったら政治家は税金でビジネスクラスやファーストクラスにのって海外視察と称して観光してたりすることにもっと怒るべき。払ってる税金が少ないと自分でビジネスをやっている人の大変さなんてわからないし、下手したら何千万も課税される所得税を払う気持ちなんてわからにと思う。ジェームススキナーがアメリカ人だし日本に税金払ってないことを指摘している人も要るけど、それは賢い選択だとおもうし、同じようにしている日本人はどんどん増えてる。
アウトレイジ ビヨンド 【スペシャルエディション】 (初回限定版) [Blu-ray]
もし死んだはずの男が生きていたらという
遊び心から始まった着想が作品として結実し、監督の言う
現代日本の閉塞感への怒り。
それをあえてこうした裏社会で表現したこと、こうした作品を
こんな時期の日本社会にあえてぶつけたことは
物凄いことでそこには敬意を表したい。
役者では裏で媚びまくる小日向文世の軽さ(存在は褒められたものではない)。
そして何より前作で相当な勢いでトップまで上り詰めた加瀬亮がすごかった。
とくに加瀬の存在感は抜群で
組織内での怖さにとどまらず一般と裏との結び付き。
一般人と対峙したシーンでの相手の怖がり方は我々観ている側にもリアル。
出てきただけで波乱が起きそうな雰囲気満々だった。
しかしこの「アウトレイジ」2作品は
これまでの北野作品のバイオレンスものとは違い、実際起きたら新聞に
載るだろうなという展開の数々。
このあたりは過去のこのジャンルとは一線を画しているように思う。
何というか目線がより一般社会を向いているとでも言うのか。
もしかしたらこのシリーズを作ろうと思ったエネルギーのひとつに
既に今作だけでなく現代への怒りがあったのかもしれないと
少し感じたりもした。