マネーボール [DVD]
米国では高い評価の作品とききました。大リーグ「貧乏」球団のGMをブラピが主演。自分自身は球場では観戦しない、ヘンなGMだが、野球に革命をもたらすかもしれぬ確率・データー戦略をもちこんだという実在の人物。
かれは元プロ選手でしたが大成せずにスカウトとなり、そしてGMに抜擢された存在。一見短気で、家庭も幸福ともいえず、ものにあたりちらすようなカンシャクもちで。。。と書くとイメージがわるいかもしれないのですが、彼を支えるのは、人からはわかりづらいけれど、強い、信念に満ちた、「野球への愛」なのだとおもいます。それを強く感じさせる、説得力のあるブラピの演技が見事とおもいます。「ツリー・オブ・ライフ」とともに、2011年は彼の演技力の熟成を十二分にみせてくれる年となったのではないでしょうか。
野球映画としては「フィールド・オブ・ドリームス」以来の品格のある、レベルの高い映画作品とおもいました。野球ファンもブラピファンも、単なる映画ファンも、充分楽しめる作品とおもいます。星4つはあげられますね。
レス・ポールの伝説 [DVD]
ステージで味わい深く弾くレス・ポール氏が93歳と知って驚く。
若いときの演奏も紹介されているがかなり革新的。相当弾きまくっている腕前にはもっと驚く。
音楽の重要な一場面を知るにはいい作品。
ただ構成がとっちらかっている感も。マーティン・スコセッシがリメイクしてもいいかも。
カポーティ &冷血 マスターピース・コレクション (初回生産限定) [DVD]
これは実に上手いカップリング、企画の勝利と呼べるコンテンツだ。カンザスの地に佇むカポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)を、モノトーンで捉えたパッケージのジャケットデザインが、まずいかしてる。
“アンファン・テリブル”と呼ばれた新進気鋭の作家が、芸術的欲求と更なる成功の為、凶悪な犯罪者に積極的にコミットしていく過程でシンパシーを抱き、作家的野心、名声と人間的感情、良心の狭間で葛藤する様を、全編淡彩な映像美で、現実のカポーティとは体格からして正反対のホフマンが見事に演じきった「カポーティ」。
そうして出来上がったベストセラー小説を、名手コンラッド・ホールの荒涼としたモノクロ映像とクインシー・ジョーンズのクール・ジャズと共に、自ら作家出身だったリチャード・ブルックスが、セミ・ドキュメンタリー・タッチで、ひりひりとした緊迫感で描いた「冷血」。
ブックレイトの沢木耕太郎による「カポーティ」評は、的確に作品の本質を突いていてさすがだし、当時のカポーティのインタビューが収録されているのも、両作品の鑑賞の参考になるだろう。
芸術家の、人間としての苦悩を静観に描く前者。犯罪者の、人間の持つどうしようもない業の“深い闇”に引きずり込ませる後者。どちらから観ても良いし、どちらも一見に値する傑作だと思うが、どちらにしても、観終わった後その痛ましさ、辛さに暫しの間へビィな気持ちにさせられる。
マネーボール [Blu-ray]
『マネーボール』はブラッド・ピット主演の映画である。メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」のGM(ゼネラルマネージャー)・ビリー・ビーンの半生を描く。原作はマイケル・ルイスのノンフィクション『Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game』である。
球界の常識は、大金をかけて一流の選手を集めることで強い球団になるというものである。その常識を覆した存在が1997年に35歳でアスレチックスのGMに就任したビリー・ビーンである。メジャーリーグの野球選手だったビリー・ビーンは、引退後に貧乏球団アスレチックスのGMとなる。彼は無名の実力派を格安で手に入れ、2000年から4年連続地区優勝を成し遂げた。
そこにはデータ分析手法「セイバーメトリクス」による緻密なデータ分析があった。これは消費者が東急不動産から売買代金を取り戻した東急不動産だまし売り裁判に重なる。東急不動産だまし売り裁判でも東急リバブル迷惑隣人説明義務違反や、アルス横浜台町だまし売り裁判、東急ドエルアルス南砂サルーテだまし売りトラブル、湘南袖が浜レジデンス建設反対運動など東急リバブル東急不動産のトラブル事例というデータを重ねることで東急リバブル東急不動産の不誠実さを立証した。(林田力)
オレンジ・エクスプレス
草刈正雄とのコンビで出演の、「資生堂・ブラバス」のCFでもシングルヒットを飛ばしたタイトル曲(G.ベンソンもゲスト参加)で始まる、フュージョン全盛期のヒットアルバムです。
D.グルーシンプロデュースによるN.Y.レコーディング。いつもながらの豪華メンバーとのセッションによる、緩急のバランスの取れたアルバムです。若手新鋭ベーシストとして注目されていた頃の、マーカスも全編で参加しています。
聞き所満載のアルバムですが、セッションが30分以上続いて編集するのに苦労したと言う、6でのブロウは必聴。マスターサウンドで音質もより向上!