インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [DVD]
本作は今年公開された第4作も含めてシリーズ中、いちばん面白い
作りになっていると思う。
キリストの聖杯と浚われた父親の行方を求めて再び危険な冒険を
繰り広げるというのが基本的なストーリーである。
しかし、ストーリーというよりも、とても興味深くて楽しいシークエンス
が盛り沢山だというのが、この作品の特徴だろう。
例えば、冒頭ではインディがなぜヘビが嫌いなのか、なぜ鞭を使うようになった
のか、なぜ顎に傷があるのか、なぜあの帽子を被るようになったのか、その顛末が
描かれているし、中盤でひょんなことから総統ヒトラー本人からサインをもらっち
ゃったり(6月のTV放映ではカットされていた)、傘で鳥を追っ払って追撃機を
やっつけてしまう部分など・・・。
ショーン・コネリーの父親役のキャラもいい具合に設定されていると思う。インディ
とは対照的にデスクワーク派であるし性格もお堅い(因みにネズミが嫌い)が、火の点いた
ライターを床に落としてしまったり、誤って乗機の尾翼を撃ち壊しちゃったり、多少
おっちょこちょいな面もあり笑える。 ジョーンズ親子のやりとりは本当に画になって
いて楽しい。
終盤、聖杯を必死の思いで手にしようとするジュニアに対し、父が諦めなさいと諭す
シーンに絆を感じてしみじみとする。 そんなちょっとした感動もある。
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦(’89米) [VHS]
インディ・ジョーンズ3作品の中では、この『最後の聖戦』が一番好きです。スケールの壮大さもさることながら、インディの過去や家族関係が次々に明らかにされるミステリー的な側面が楽しめます。
インディの父が登場するのですが、俳優はなんとあの超大物ショーン・コネリー。冒険慣れした息子インディと違って、図書館と博物館の似合う典型的研究者です。
そんな父親に振り回されるインディは、今までのマッチョイメージとはちょっと違ったコミカルなインディです。母性本能をくすぐられる方、多いんじゃないでしょうか。
この作品の数年後この世を去ったリバー・フェニックスの演技もピカイチです。
インディ・ジョーンズ ‾最後の聖戦 ― オリジナル・サウンドトラック
2作目、3作目と、回を追うごとにセンスが悪くなって行くような気がするのは気のせいでしょうか…テーマは相変わらずカッコイイし、盛りだくさんなんですけど…
スペクタキュラー・スピルバーグ
音質がすばらしい!
演奏の録音はもちろんですが、効果音がまたすごい!
「ジュラッシックパーク」では、今にも恐竜から頭を喰われちゃいそう!
個人的には「ポルターガイスト」が、ドラマの印象と違ってかわいらしいので好きです。