50回目のファースト・キス [Blu-ray]
主演が『ドリュー・バルモア』だったので、『25年目のキス』の続編かと思いましたが違いました。
『50回目のファースト・キス』の原題は、「50回のファースト・デート」であり、
この映画を鑑賞し終わった時には、原題の意味はよく分かると納得する作品です。
短期記憶障害者のドリュー演ずる「ルーシー」は、『アダム・サンドラー』演ずる「ヘンリー」に、
朝のアメリカ風レストランで、恋を抱かれ、アプローチされたのがきっかけ。
交通事故で昨日の出来事を忘れてしまう「ルーシー」は、次の日は「ヘンリー」との朝食の約束を覚えていなかった。
何度も「ルーシー」から、そして彼女の家族からもダメだしを受けるが、ひるまない。
そう、「ルーシー」は昨日の記憶が無いから、毎日がファースト・デートであって、「ヘンリー」は口説き方を毎回試行錯誤する。
だから『50回のファースト・デート』なのです。
そして、とうとう「ルーシー」が過去の事故の事を知った時から変化が訪れる。
家族の協力の元、「ヘンリー」は毎日「ルーシー」に逢って自分に恋をさせる。
そして、毎日の様にキスをするが、「ルーシー」にとっては、毎日毎日がファースト・キスであり、新鮮な毎日。
彼女は言う、『あなたを知らないけど毎日あなたの夢を見る』と、覚えていないはずなのに・・
そして彼女のアトリエに行くと、そこには知らないはずの「ヘンリー」スケッチが沢山あった。
舞台はハワイで、「アロハ」は、『こんにちは』でもあり『さようなら』でもある。
この言い廻しは、「サンドラ・ブロック」の『デンジャラス・ビューティー』にも出て来る。
その映画を見ていた人は、事情を知ってるレストランの女主人に「ヘンリー」が『アロハ』と言われる場面で、
「ヘンリー」が理解出来なかったのはきっと笑えるだろう。
とうとう「ヘンリー」はハワイからアラスカに向けてヨットで航海に出る。
そしていつも通りに朝目覚めた「ルーシー」の窓の向こうには綺麗な海と、雪の山々が見えた。
デッキにでた「ルーシー」は、ママって言われ抱きつかれ、そこには「ヘンリー」と彼女の父が見守っていた。
壮大な景色の元にエンディングを迎えるが、「Somewhere over the rainbow 〜」と始まる、クラシックな音楽共に
良かった〜、と胸をなでおろす作品です。
その景色とストーリーの発展具合から、観ていても幸せになれる、そんな映画でもあります。
毎回のファースト・キスの場面はドリューの衣装が毎回違うので、それも楽しめます。
『ウエディング・シンガー』での共演を経て、再びコンビを組んだ「ドリュー」と「アダム」も出来映えも最高です。
ご覧あれ!
50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション [DVD]
アダム・サンドラーと、ドリュー・バリモアの、「ウエディング・シンガー」以来の共演作は、“恋”をする事のときめきと、“愛”を成就させる事の真摯さにおいて、観る者すべてを幸せにさせてくれる、ハート・ウォーミングな傑作だ。無論、おバカで、お下劣なコメディとしても、十分に楽しめる。D・バリモア扮するルーシーの父と弟が、彼女を想って、毎日芝居を打ち続けるのは涙ものだが、繰り返し、「シックス・センス」を見せられるのは、さぞ、拷問の日々であっただろうと同情する(笑)。A・サンドラーって、あの独特のアクの強さから、好きにはなれなかったのだが、ヘンリー役は、それをカバーして余りある好漢ぶり。大いに笑わされながらも、本当に、愚直なまでに、人を愛し続けたその一途さにおいて、ルーシーの夢に具象化される事に、映画的リアリティを持たせている。ラスト、“いつものように”、船上で目覚め、“いつものように”、自らの過去に幾多の感情を抱いた後、アラスカの澄み切った青空と海、そして氷山のもと、愛する人達に囲まれて、“いつものように、新鮮に”、自らの幸せを実感するルーシーに、“OVER THE RAINBOW”がかぶさる。完璧だ。ヘンリー、カッコ良すぎるぜ!
50 First Dates
この二人の組み合わせのロマンチックラブコメディーはいっつも80年代の曲集めたサントラなんだよね。
今回は映画見てたら、なんと80年代の隠れた名曲がレゲエになってるじゃないか!
さっそくサントラ翌日ゲット!
CureのLove songとか哀愁あふれるレゲエなの。
レゲエ好きな人にもCureとかBunneymenとか80年代のネオアコ好きな人にも大大大推薦!!
真夏のカラッとした日に海辺の道をドライブする時に聞きたくなるCD。
あっでも、家の中で聞いても、ほんわか幸せな気持ちになれます。
あ〜また、こんな映画とサントラ作ってくれないかな〜。
50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション [DVD]
アダム・サンドラーと、ドリュー・バリモアの、「ウエディング・シンガー」以来の共演作は、“恋”をする事のときめきと、“愛”を成就させる事の真摯さにおいて、観る者すべてを幸せにさせてくれる、ハート・ウォーミングな傑作だ。無論、おバカで、お下劣なコメディとしても、十分に楽しめる。D・バリモア扮するルーシーの父と弟が、彼女を想って、毎日芝居を打ち続けるのは涙ものだが、繰り返し、「シックス・センス」を見せられるのは、さぞ、拷問の日々であっただろうと同情する(笑)。A・サンドラーって、あの独特のアクの強さから、好きにはなれなかったのだが、ヘンリー役は、それをカバーして余りある好漢ぶり。大いに笑わされながらも、本当に、愚直なまでに、人を愛し続けたその一途さにおいて、ルーシーの夢に具象化される事に、映画的リアリティを持たせている。ラスト、“いつものように”、船上で目覚め、“いつものように”、自らの過去に幾多の感情を抱いた後、アラスカの澄み切った青空と海、そして氷山のもと、愛する人達に囲まれて、“いつものように、新鮮に”、自らの幸せを実感するルーシーに、“OVER THE RAINBOW”がかぶさる。完璧だ。ヘンリー、カッコ良すぎるぜ!
サウンズ・オブ・サマー ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ
アメリカだけで200万枚売った、ビーチボーイズのベスト版としては最新のものです。
『サーフィン・サファリ』から『ココモ』まで、ビーチボーイズの出したシングルで、全米TOP40以上のヒットに
なったものが30曲収録されています。
そのため、ビーチボーイズファンから評価の高い『サーフズ・アップ』などは収録されていません。
他にも、「どうしてこの曲が入っていなくてこの曲が入っているんだ」という感想を持つことも当然あるでしょう。
しかし、それはビーチボーイズファンからの視点の話で、ビーチボーイズをこれから聴いてみようと思っている
人にはこれ以上ない、最適な入門編です。
まず、音質が素晴らしい。リマスタリングされた楽曲はその素晴らしさと相まって古さを感じさせません。
収録されているのは全てシングル・バージョンなので、アルバムに収録されていた時とはまた違った仕上がり
になっている曲もあります。
それぞれの曲に解説がつき、ビーチボーイズの年表(メンバー誕生から現在まで)もついていて、
ビーチボーイズの歴史や音楽的な進歩・変換も良く分かるようになっています。
また、ビーチボーイズをリスペクトしている日本人ミュージシャンの手書きメッセージもついています。