コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ Op.5全集(2CD) [Import] (VIOLIN SONATAS OP 5|VIOLIN SONATAS OP 5)
個人的に信頼を置いている某CDショップの某店員に薦められて買ったが
大変気に入った。後々、気が付くと知らぬ間にこの御仁達のCDを結構
持っていた。その最初の一枚である。
ベスト・マリア・カラス100
これまでもカラスのオペラアリア集を買ってきましたが、量、質ともに充実しているのがこのCDです。例えば、『ノルマ』なら、『清らかな女神』だけでなく、きちんとフィナーレやアダルジーザとの二重唱も収録されていて、抜粋でありながらきちんとオペラの筋をなぞってあります。これは、まだ『ノルマ』を聞いたことのない、知らないという人にはありがたい構成です。また、カラスだけでなく共演者も中々充実していて、前述の『ノルマ』ではクリスタ・ルートヴィッヒ、『ルチア』ではジュゼッペ・ディ・ステファノ、『セヴィリアの理髪師』の「それじゃ私ね」では、ティト・ゴッビと言うように名歌手のすばらしい歌声も聴けるのでカラスだけでなく、他の歌手たちも楽しめます。
100曲も収録されていて、3000円という良心的な価格設定もうれしい良品です。
バロック・マスターワークス (Baroque Masterpieces) (60CD)
60枚組で廉価版のBOX仕様ということで、内容には不安があったが
録音が良いのであろう、まず音に透明感がある。
BOXは紙製ではあるが、絵画が描かれていることもあってか
高級感がある。描かれた肖像の女性は、ヴィジェ=ルブラン
の筆による「マリー・アントワネット」である。
(後期バロック期以降の人物がBOXを飾るのは不思議な気もするが、
オーストリア系ハプスブルク家の出自を持つので、あり、なのか)
中身はすべて紙製ジャケットで、非常にコンパクトにまとめられ、
マリー・アントワネットがBOXと同様に描かれている。
解説には紙が一枚添付されているだけだが、61枚目にCDROMが
加えられていて、この中に曲目や解説(PDF形式:パソコンで再生)
がドイツ語と英語で収められている。
収められた曲の1/3あまりはバッハの作品で、ヘンデルが8枚、
ヴィヴァルディが5枚+αとなっており、この3人で全体の
約60%を占めている。全体には後期バロックが中心となって
いて、初期ではモンテヴェルディ、中期ではコレッリ、
スカルラッティ、パーセルなどが収録されている。
結論としては、非常にお買い得感があるので強くお奨めできる
と考えます。
涙のパヴァーヌ ~リコーダー名曲集
恋のうぐいす
こんな音楽を生み出した時代があつたなんて。懐古趣味とか揶揄されても、この演奏を聴いて、在りし日に憧れられずにゐられませうか?ブリュッヘンという人の音楽性と思想への信頼は、私の場合此処に始まりました。
RJP伴奏CDつきヴァイオリン音楽叢書 A.コレルリ/ラ・フォリア 作品5-12 (伴奏CDつきヴァイオリン音楽叢書)
1標準テンポの伴奏,2演奏例,3極端に遅い伴奏,4非常に遅い伴奏,5やや遅い伴奏,6チューニング442
と、大変丁寧な作り。
プロなら伴奏CDは1の標準テンポで特に問題は無し。
勿論伴奏譜もついているので、ピアニストがいればそれでOK。
模範演奏はエコーがお風呂場状態でかかりすぎ、ちょっと勿体無い気もする。
有償サポートもあり、バロックピッチ415の伴奏CD、原典版パート譜、通奏低音バスパート譜など出版社のRJPに直接連絡注文すると送ってくれるらしい。
好感のもてるシリーズである。