蟲師 特別編集-蟲往来-初回限定特装版 [DVD]
フィギュアの出来はイマイチ。
ダイジェスト、イベント映像は必要ないかな。
映像集、ビデオクリップだけで満足出来ました。
映像は流石。かなりのハイクオリティなので見ても損はないです。が、フィギュア含めてこの値段はいただけないかと。
本編以外にあまり興味のない方にはオススメできません。
TVアニメ「蟲師」オープニングテーマ「The Sore Feet Song」
この「The Sore Feet Song」を知ったきっかけは「蟲師」というTVアニメでした。
蟲師の第1話を観た時から、この音楽が頭から離れませんでした。
語るようでいて、それでいて優しい声。
蟲師の独特な世界観を再現した最高の曲だと思います。
仕事で疲れて家に帰って来た時や、何かいやな事があった時、この歌を聴くと心が落ち着きます。
美しく奏でられたメロディの中に浮かぶ、透明で純粋な優しい歌声。
聴いてみる価値ありです!
フィラメント~漆原友紀作品集~ (アフタヌーンKC)
蟲師を読んでいる人にはきっとわかる、独特な雰囲気がここにもある。
むしろその雰囲気はこちらの方が凝縮されている感がある。
漆原さんは、きっと目に見えないものを、目に見えないままに描くのが上手いのだ。本作も一読しただけではよくわからないのだが、何度も読んでいるうちに、多くを語らない登場人物の「気持ち」が何となくわかってしまう。
この本を手に取ったら、ぜひ何度も読んでみてほしい。読むごとに、なぜかおもしろくなってくるはずだ。
蟲師 其ノ玖 [DVD]
蟲師シリーズもこの第9巻を以って終わり。
常々より、私は、この蟲師シリーズは特殊な職業「蟲師」の特殊な職業体験記であると判していましたが、それに伴う良い終わり方だったなと思います。
特に特別な光を得た盲目の琵琶語り少女を演じた坂本真綾さんの「眼福眼禍」が特に良かったように思います。
この輪数だけ、どうも絵柄が今までの物と違うんですよ。
クレジットを見るにコンテ・演出・作画監督を今泉さんという方がお一人でやられた様子でその独自の世界観だろうと思います。
今までのものと差異があるので、批判も多いらしいですが蟲師独特の「特殊感」が感じられまして、中々に良かったと思っております。
そして最終話、「草踏む音」
ちょっとストーリーが判り難かった。
何度か見まして「ああ、あれか」とようやくに判りました。
誰か解説したほうが良いんでしょうし、私も出来ますが、こればっかりは「戻ってきた」事の意味を感じてもらいたいのでやめておきます。
これで全26話を視聴しましたが、すべてを視聴した感想としましては、これ程に背景、美術、音楽のレベルの高いものはもう、そうそう見ることが出来ないだろうと思います。
実に良いシリーズでした。
水域(下) (アフタヌーンKC)
「水域」の連載は知っていたが、短期集中連載ものとのことで単行本で読もうと考え、今回の上下巻同時発売は楽しみだった。
一方で前作の「蟲師」は連作で一話読み切りに対し、「水域」は同じキャラクターで語られる初の著者始めての長編であった為不安もあった。
が、しかしそれは杞憂だった。
親子三代に渡る語り部はしっかりと作品に絡み合い、一人一人がしっかりと活かされ描かれている。
「蟲師」の1話を雑誌で読んだ時のような、琴線に触れるか触れないかのゾクゾクとした感情をまた味わう事が出来た。
漆原友紀上手すぎる。