ザ・グレイテスト・ヒッツ [DVD]
C.ウォーケン表紙のDVDは、「Sunset (Bird Of Prey)」が入っていません。同じデブ天使表紙の海外版DVDは、「That Old Pair of Jeans」が入っていません。大きな違いはこれで、日本版には全部入っています(「Champion Sound」追加)。両方とても良い作品で見逃せませんので、字幕も入っている日本版を買うしかないのです。
ザ・グレイテスト・ヒッツ(初回生産限定盤)(DVD付)
実はファットボーイ・スリムのCDを買うのはこれが初で、それまではまったく知らなかったのですが、
TVCMをやってたときに流れてた曲が興味を引いたので、購入しました。
最近ではホンダの車「ZEST」のCM曲に「Slash Dot Dash」が使われていたり、
ずいぶん前ですが、サッカーのCM?に「Right Here, Right Now」が使われていたなぁ
とか思ったり、バラエティ番組の合間に流れてる曲にこのCDで聞いたことある曲が
流れていたりして、ちょっと得した気分になりました。
お気に入りは「Wonderful Night」。
ビートを刻む、というのでしょうか。ラップではないんだけど早口でリズムを刻んでいく感じの曲で、どんどん楽しくなってきます。
英語の内容はわからないんですけどね。。だからこそいいのかもしれません。
これを機に他のCDも購入してみたくなりました。
ライヴ・オン・ブライトン・ビーチ:ビッグ・ビーチ・ブティック II [DVD]
場所は、「イビサかキプロスに君の好きなDJのリストが見つからなかったら、ここにいる」と言われるブライトン。ファットボーイ・スリムが所属するスキント・レーベルもサマーシーズンには月一で第2金曜日にパーティーを開いている場所です。
音の内容は、いくつも出ているライヴ盤のヴァリエーションでしかないので、それほどレアなものではないけれども、とにかく25万人のオーディエンスが踊っている姿は壮観。このビーチは砂利浜なので、足をとられて踊るの大変なのになぁとか思いながら映像を見ていると、このフリーパーティの熱気が強烈だったことをより一層強く感じる。というか、行きたかった! ここで踊りたかった!!
ロングウェイ・ベイビー!!
1曲目「ライト・ヒア~」が日産のCMに使われ、そりゃ~バンバン流れて
いたので知ってる人も多いでしょう。
とにかくFATBOY SLIMことノーマン・クックはおもろいサンプリング
が多く、破壊的なビートと合わせてカナリやばいです。
今2003年、ビックビートというジャンルはすでに消えた感があり、
FATBOY SLIM自身もその後の3rd.アルバムでは一部を除き
完全にハウスに回帰してしまいます。
つまり、このアルバムがバブルの最高点!!!!
これほど、ここちよいモンはないよ。
ケミカルなんて気取った「音」がどうもな方に、
またストレス解消したい方におすすめです。
p.s.日本版のボーナストラック、「ザ・ワールド~」は
和太鼓がズンムズンムズッズドーンとなる日本仕様な作品。
BIG BEACH BOUTIQUE II [DVD]
2002年7月13日、ブライトン・ビーチでのライヴを収録したDVD。
本編はいったい何人の観客がいるのか数え切れないほどの観客に圧倒されるのだが(どう見ても10万人以上いると思う)、気に入っている理由は実は特典映像の方にある。ファットボーイ・スリムは2002年の日本/韓国のワールドカップを観たいがために(!!!)、ワールドツアーを日本で実施したのだが、その辺のツアーを収めた映像が入っているのだ。これが実に面白いのだ(本編もすばらしいので念のため)。
その時のツアーはシンガポール→東京→タイの順でやったようだ。実はこの時のファットボーイ・スリムの頭の中はワールドカップの事しかないのだ。実際イングランド対アルゼンチンの試合のシーンが出てくる。その辺からもうワールドカップ一色となり、自らワールドカップ公認DJと宣言。それを真に受けたFIFAから『どんな席でも用意する』と言われる・・・・。喜ぶFatboy・・・・もうずっとそんな調子である。
そして東京でのライヴではワールドカップの日本のユニホームに背番号1FATBOYと入れたモノを着用し、DJを敢行。もう音楽DVDを観ているのか、サッカーのDVDを観ているのか分からなくなる楽しさ。全然『BIG BEACH BOUTIQUE II』じゃないじゃん、とか思った。
本編はプリンスの『Die 4 U』あたりのDJから最高。花火はビーチにバンバンあがり、フツーの着席コンサートなんてホントつまらないと思うこと必至。スゴイです、この人は。