Playback [VHS] [Import]
TP&HBの良さというのは、やはり1.5流的な雰囲気を敢えて消さないところかと思います。
自分たちのスタイルを貫き通す。
流行りものに迎合しない常に一歩引いたところで音楽を鳴らしている感じ。
このPV集では始めて見るPVが多くTPHBが70年代からPVを作っていたことに驚かされました。
意外と時代の空気は読んでいるんですね。
ただ、Julien Templeの監督になってからはストーリー仕立てのTom中心のPVになっていまい、TPHBの良さがあまり見えない物になっているかなとも思いました。
やはり、Jim LenahanがTPHBの良さをさっと演奏仕立てで見せているのが最もTPHBの良さを引き出していると思います。
#The Waitingや#InsiderのPVは秀逸です。
残念なのは、PVはこれだけじゃないだろうとうこと!
All of Bestをいつの日か期待しています。
ベスト・オヴ・ヴァネッサ・パラディ
彼女を知るきっかけとなったのは大ヒットした BE MY BABYだった。最初は仕事中に車の中でFMから流れているのを、たまたま聴いたのが、きっかけだった。
しかしDJが話しているのを聞いて納得。当時、夢中だったレニークラヴィッツの全面プロデュースではないか! 慌てて仕事帰りに8cmシングルを買って聴きまくった。
かっこいい。それはレニーが作ったものであるが彼女は抜群に、可愛らしいフランス人形のような人だった。それで、いいじゃないか。
その後アルバムを聴き好きなアーティストの一人となった。そんな彼女のベストアルバム。邪魔にならないボーカルに乾いたサウンド。
素晴らしいです。
Blow [VHS] [Import]
40歳前に急死したDemme監督の代表作品。この映画が「かっこいい」と感じてしまうのは、監督のストーリー展開の切れや、映像の使い方のよさであろう。
アメリカにコカインの歴史を作った実在のドラッグディーラー、George Jungの半生を、Johnny Depp主演で描いている。マリファナ売買から始まり、コカインディーラーとして大成功するが、仲間の裏切りから転落していく。Georgeと父親(Ray Liotta)との心のつながりの描写が、ストーリーに深みを与え、単なるドラッグ映画に終わらせていない。
Johnny Deppが若くから年老いたGeorgeを演じているが、人生のHighとLowで着る服も全く違い、様々な表情がみれるのも良い。