BSフジ Life Goes On #02 [DVD]
辛島さんの生のプロフィールのような内容で面白かったです。素の彼女が気さくで面白い。より辛島美登里さんを知ることが出来ました。
夜お酒を飲みながら一人で見てみたいかも。自分のために歌ってくれてるような勘違いをしながら。
クリスマスシンフォニックコンサートのDVDもかなりお勧めです。
水月鏡花
今年デビュー30周年を迎えた大澤誉志幸さんの記念的アルバム。
新曲+旧曲で構成された盛りだくさんな内容です。
新曲
「虹が架かる前の空を見てる」「Nobody Knows」「白昼夢」
「GIFT」「それからの君は」「白昼夢(REMIX)」
セルフカバー曲
「そして僕は途方に暮れる(84年)」「クロール(86年)」
「ゴーゴーヘブン(87年)」
提供曲
「晴れのちBLUE BOY」(83年 沢田研二)
「永遠の1/2」(85年 石川セリ)
レコーディング中震災の影響で歌詞の方向性を変えたそうです。
「GIFT」は特にそれを印象付ける一曲。
「虹が架かる前の空を見てる」も勇気付けられる明るい曲です。
「それからの君は」は「そして僕は途方に暮れる」の『その後』の内容。
「ありがとうと僕は言っただろうか」印象的な歌詞が並びます。
「永遠の1/2」は
「ライブで歌ってみたらいい感じだったのでレコーディングしてみた」
そうです。私自身ライブで初めて聴きましたがとても素敵な曲でした。
全体的に大変クォリティーの高い作品だと思います。
音の粒が一つ一つキラキラして光っているかのような
気持ちの良い感覚と爽やかさ。そして彼の歌声。
この繊細さと力強さは今の彼だからこそなのかな、と感じました。
大人の余裕を感じさせるのに、型にハマらないワクワク感や
突き抜けた楽しさすら感じます。そして根底に流れる優しさ。
まさに音楽の醍醐味を知り尽くした彼のなせるわざではないでしょうか。
TraXX -Yoshiyuki Ohsawa Single Collection-
今までベスト的な内容のアルバムをいくつか出されている大澤氏ですが
こちらは純粋に、シングル曲だけの選曲になっています。
すべての曲がリマスタリングされ、ジャケット写真は撮りおろしです。
彼の代表曲である「そして僕は途方に暮れる」は
1992 "naive" versionを耳にすることが多いですが
このCDではオリジナルバージョンを聞くことができます。
また「その気×××」のベスト収録は、84年発売の「Frenzy」以来久しぶりのお目見え。
オリジナルアルバム収録のものとは少しバージョンが異なるので貴重かも。
貴重と言えば名曲「君の住む街角」モックンのバイクのCMで流れていました。
こちらは92年発売のベストアルバムに収録されていますが、そちらは1992 "naive" version。
オリジナルアルバムにも収録されていないのでシングルバージョンはまさに貴重です。
「彼女はfuture-rhythm」もfrenzy2というベストに収録されているものの
シングルバージョンでのベスト収録はこのアルバムが初。(珍しい大澤氏作詞)
他にも「ゴーゴーへブン」(言わずと知れたシティーハンターのOPテーマ)は
冒頭の部分がきっちり出ていて、独立してちゃんと聞けるようになってます。
(オリジナルアルバムでも98年発売のベストでもGo Go "Trouble" Heavenとセットみたいな感じなので)
「月と密林」もオリジナルアルバムと98年ベスト盤には「Serious Barbarian III ~月と密林」として収録されており、
(2曲つながりのよう)独立したきちんとしたシングルバージョンをこのアルバムできっちり堪能できます。バージョンも別物。
「ガラス越しに消えた夏」のストリングズヴァージョンも今までシングルでしか聞けず
彼名義のアルバムでは初収録になると思います。(彼名義でないコンピアルバムでは2009年発売のBEST SUMMERに収録されている)
その他にもオリジナルアルバムが廃盤になっていたりして聞けない曲が満載。
特に初期のアルバムは入手しづらく、新たにファンになった人にもおすすめです。
ただ、彼の魅力はアルバム曲にもあふれています。98年と02年に出されたベストの選曲を見てもわかるように
アルバム曲にも名曲が粒ぞろいです。(「宵闇にまかせて」や「フランス海岸」など。)
ここはやはり廃盤アルバムの復活を望みたいところです。岡村靖幸さんが「岡村ちゃん大百科」を出されたように
大澤さんのCD-BOXがあってもいいんじゃないかと思っています。
ARABLE 2 [DVD]
大沢誉志幸さんといえば「そして僕は途方に暮れる」くらいしか知らなくて、あまり聞いたことが無かったのです。何枚かCDを聞いてみて、初期の作品がとてもロックだったり、ソウルフルなカンジだったり、そのかっこよさに惚れました。今、大沢誉志幸さんのようなかっこいい歌い方をできても、なかなか歌が上手な人に巡り会えないので、大変感激しました。CDとは違い、ライブの大沢さんの声がまた格別によくて、視覚・聴覚ともに刺激されるような感覚になります。オススメは「盗まれた週末」と「CAB DRIIVER」。ずっと耳に残ります。でも、大沢さん、ダンスとかパフォーマンスはあんまり上手くないような・・(^^;)「その気×××(mistake)」はPV。
2枚組DVD
1枚目
彼女には判らない
キッスはそこまで
I Loved you・・・・・
ハートブレイク・ノイローゼ
CAB DRIVER
Scoop
ジュークボックスは傷ついている
Jokeでシェイク
まずいリズムでベルが鳴る
宵闇にまかせて(Kiss&Kiss)
その気×××(mistake)
2枚目
宵闇にまかせて(Kiss&Kiss)
Lady Vanish(Short Version)
彼女はfuture-rhithm
その気×××(mistake)
盗まれた週末
BROKEN HEART
そして僕は途方に暮れる
レプリカ・モデル
ウーレイ
CONFUSION
Lady Vanish
ラ・ヴィアンローズ
明日はきっとハレルヤ
まさに魂の歌声。心にぐっと染み入り、聴き終わった後に、明るい未来を確信させてくれる素晴らしい作品でした。
個人的にはZOOCOさんと露崎春女さんがコーラスで参加されているゴスペル色が強い1曲目と、大澤さん自らアレンジから演奏まで手がけられた4曲目が特にお勧めです。
今の大澤誉志幸さんの魅力を存分に感じられる作品でもあります。