めだかボックス 第1巻 [Blu-ray]
よくも悪くも普通に原作どおりでした。
なので、変に崩れる事はなく、原作ファンとしては安心できます。
ただ、肝心の原作が盛り上がりに欠ける段階なので一見様には物足りないかもしれませんね。
「これはいつ面白くなるの?」という声も多く聞こえてきます。
自分は安定していて面白いと思いますが。
さらに厄介なのが、バトル物への移行。
これが賛否両論ありまして、『まだ最初の方が面白かった』と言う人と『バトルに入ってから面白くなった』という人に分かれる非常にクセのある異能バトルです。
このまま原作通り進むにしろそうでないにしろ避けられない展開です。
アニメでは表現し辛いアレコレをどうするのか…不安半分期待半分です。
付属する『西尾維新書き下ろしのドラマCD』は少し期待しています。
めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)
西尾維新さんのほかの作品は知りませんがレビューしてみます。
とりあえず漫画なので絵を評価してみますが、大変線の整った綺麗な絵柄です、さすが作画専門でやってるだけのことはあります。ただ情報量が多すぎて読んでて疲れる感じがしますし、不自然にオッパイを強調したりするのは人を選ぶやり方なので一長一短だと思います(私は否定派です)。一言で言うと「90年代のオタク系アニメ絵風」という感じが強く、あまり絵柄的には好きではありません。絵で見せる演出などは十人並みでごくごく普通のレベルだと思います。
ストーリーやキャラクターについてですが、極端な性格・特徴をもたせたデフォルメ的なキャラクターが多い(というかすべて?)ので、リアルな心情描写などはほとんどありません、そういうものを期待するとガッカリすると思います。この漫画の楽しみどころは・・・なんでしょうね、言葉にしにくいというか、面白い部分を探すのが難しい感じがします。しかしまあキャラの言っていることはそれなりに筋が通っている(ような気がする)ので特に違和感無く読めることは読めます。ただ、漫画としては台詞が多すぎて読むのがめんどくさい感じが強いです、じっくり読んで面白い文章ならいいんですが、大体がめだかちゃんは凄い・人吉は凄いな文章ばかりなので、ますますめんどくさいばかりです。全体的に人を食ったような表現や雰囲気があるのでそこもけっこうマイナスポイントですね。
・・・なんだかあまり評価してない感じのレビューになりましたが、打ち切りギリギリラインくらいはなんとかクリアしてるかとは思います。しかしまあ微妙な作品ですし、評価しにくいのも確かです。100点満点で言うと42点くらいですかね。
小説版 めだかボックス (下) 朳理知戯のおしとやかな面従または椋枝閾の杯盤狼藉マニフェスト (JUMP j BOOKS)
『週刊少年ジャンプ』で連載中の同名タイトルのノベライズ作品.上下分冊の下巻になります.
コミックスはもちろん,上巻からの続きになるため,それらを読んでいることが前提の展開です.
(とはいえ,コミックス未読者にわかりづらいやり取りは,上巻ほど多くなかったように思います)
特筆すべきは,黒神めだかの圧倒的な存在感.上下巻を通じて出番自体はあまりないものの,
そのわずかで,あっという間にそれまでの雰囲気を変え,持って行ってしまう『強さ』があり,
それと同じくらい,彼女の『恐ろしさ』であったり『気持ちの悪さ』がズシリと伝わってきます.
決して,派手な大立ち回りはないのですが,却ってそれらがその異質さを際立たせている印象です.
また,主役(≠めだか)の『属性』を事態の解決へと引っ張りだし,それをあっさり覆す1編目は,
シンプルな話運びや,お得意の言葉遊びがうまくハマっていて,物語として純粋に楽しめましたし,
完結となる2編目も「そういうことか」と『前日譚』としてキレイにまとまっていたように感じます.
なお,上巻同様,イラストカード(不知火半袖)と,カラーの『箱庭学園新聞』が同封されており,
『安心院さんのこれは号外生徒会講座』も含んだ後者は,喜界島もがな,阿久根高貴をピックアップ.
ただ『あとがき』はここでもなく,コミックスやノベライズの話を聞きたかっただけに少し残念でした.
めだかボックス 11 (ジャンプコミックス)
球磨川が一々カッコイイんだよなぁ…
あと予想もしないストーリー展開!の後にまさかの王道展開にビックリそして裏切られる。
だがそれがいい(笑)
あとはテンポが良いんだよね!
だから☆5