熱闘!日本シリーズ 1987 西武-巨人 [DVD]
前々年ドラフトにおける驚きの指名から約2年が経った後、かつ同年オールスター以来となるKKコンビの公式戦対決。この年は後楽園球場最後の年であり、その最後の公式戦が、この年の日本シリーズ第3・4・5戦となりました。
両者の対決はその後幾度か日本シリーズでありましたが、この年の日本シリーズが1番初々しく、見ものではないでしょうか。
いつ見ても、第6戦9回表2アウトで涙する清原の姿が印象的です。
また、第5戦5回裏で、西武・辻の職人芸とも言える守備が見られます。
そして嬉しい事に、このDVDには87年のオールスター第3戦(甲子園球場)で、清原が桑田からホームランを放ったシーン、江川が現役引退を決めた広島・小早川の逆転サヨナラ3点ホームランのシーンも収められています。
原辰徳 勝利をつかむ情熱の言葉
2009年は原監督の年となりました。名実共に球界を代表する野球人となりました。
そんな原監督が、2001年に監督に就任した年、「ジャイアンツ愛」という一見不思議な言葉を使いました。あの頃、正直「大丈夫かな?」と思っていました。しかし、最近の原監督の言葉を聞いていると、なぜか、「なるほど」と思ったり、心地良い感覚がある事が多くなりました。
先日テレビ番組で原監督のお父さん(原貢元東海大相模、東海大監督)を「原先生」と教え子たちが呼んでいる場面がありました。お父さんはすばらしい指導者だと思います。そのとき感じたのは、原(辰徳)監督も「原先生」なのではないか?野球だけではなく、野球を通じて、人間育成とか人として成長していくのを目指しているのではないかと思いました。
この本には、原監督が目指している野球が言葉によって凝縮してあります。それは、私たちにも通じる言葉ばかりです。この言葉で原監督から勇気や希望をもらって私たちも成長していこうと感じることができます。
構成は、言葉がページの真ん中に書かれていて、下のほうにその説明が書いてあります。言葉は全部で200くらいだと思います。私は、2時間くらいで一気に読んで、気に入った言葉は手帳に書きました。この言葉を私も選手同様に聞いて大事にしていこうと思います。
巨人 ドラフト1位のその後
巨人のドラフト一位、と言えば巨人のその年の中でも最高の評価を得たわけだし、
他の球団のドラ一の中でも最高級の評価の一人だろう。
最近では長野に澤村、ちょっと前では阿部に高橋に上原、とそうそうたるメンバーが並ぶ。
原監督もそうである。ある種の成功が約束されているといえる。
しかしその反面、ぱっとした成績を残せず埋もれていく、いきつつある選手も少なからずいることに気づかされる。。
ドラ一=必ずしも活躍できる、とは限らないのだ。
特にドラフト初期の65-79年は成功とは言い難いケースが多々見られる。
とは言え、野球のポジションが9つしかないことを考えると、活躍している選手が多いわけでさすがドラ一と言える。
そういった選手たちに平等に光を当てたと言う意味でこの本には価値があると思う。
値段も安く買って損をしないレベルである。