俺の健康自慢 (角川oneテーマ21)
青木功プロが実践してきた、『青木プロが考える』プロとして当たり前の体力維持についての考え方を記した本。
青木プロにとっては当たり前の事なのだろうが、これが中々凄い。一つ一つは簡単なこともあるが、これを当たり前に40年間も実施しているところが凄い。
もうひとつ感じるのがとにかくポジティブな考え方である。世界で戦うものこれくらいのポジティブシンキングでないと中々やっていけないのでしょうね。もうそれはビックリするくらいのポジティブさです。
この本から学ぶべきことは、一つ一つの事象ではなく、自分の置かれた立場を顧みて実践すべきことは何か?と言う事を常に考え実践する青木プロのスタイルを自分に落とし込むことと、とにかくポジティブな思考だろう。
人間ここまでポジティブになってもいいのだ?ポジティブシンキングに限界など無いのだと思わされる一冊である。
本としては多少まとまりのなさを感じないではないが、そこが逆にこの本の強さになっていると感じるし、青木プロの言葉がじかに伝わって来る。それぞれの世界で戦くプロフェッショナルな人々(お金をもらっている人々すべて)に読んで欲しい一冊。
青木功 ゴルフ殿堂入り記念 生涯ゴルフの方程式 (初回限定版) [DVD]
世界ゴルフ殿堂授賞式の模様が収録されていますが、日本人丸出しの英語スピーチが、まず最高です!英語の上手い下手を超越した感動が、そこにあります。
途中からは日本語でのスピーチになりますが、この内容も含蓄深く感動を禁じ得ません。(ユーモアが良い味を出していて、外人の聴衆にもウケてます)
エクササイズ、18Hのラウンド風景、10年前とのスイング比較など、盛り沢山に収録されていますが、もう一歩、食い足りない印象が残るのは、何故だろう?と思っていたのですが、青木さんと相対したような形のインタビューが一切、収録されていないのですね。
短い時間でも良かったので、インタビューを収録して欲しかったな、と、それだけが残念でなりません。
帝王ジャック・ニクラウス―私の履歴書
マスターズ6勝などメジャートーナメントで通算18勝を挙げ、「帝王」と呼ばれたプロゴルファーのジャック・ニクラウス(〔ニクラスと表記されることも〕1940年生まれ)の半生記。日本経済新聞国際部編集委員の春原剛(すのはら・つよし)氏が行ったロングインタビューを基に編まれ、日本経済新聞朝刊文化面の名物コーナー『私の履歴書』に連載した内容の単行本化。紙幅の都合でカットされた部分が加えられているほかニクラウス自身による「はじめに」と春原氏による「あとがき」が書き下ろされている。
コース上では厳しい勝負師に徹したニクラウスだがテレビで話す様子を見ると意外に明るくて気さく。この『履歴書』でも生い立ちから戦いの日々はもちろんコース設計の面白さ、アマチュアへのアドバイス、歴代大統領との挿話、「飛びすぎるボール」への疑問、家族への愛情などを率直に綴っている。独特の甲高い声で語る姿が目に浮かぶよう。内容をまとめた春原氏は大変だったと思うが訳文は流れがよく読みやすい。巻末に簡単な年表も付いている。
ANIMEX 1200シリーズ 89 母をたずねて三千里
私も以前、これのアナログ盤を購入しましたが「別れ」と題されたBGMが全く正反対の最終回にマルコとアンナが再会するクライマックスで使用される曲だったりと心無い構成で随分と腹の立った思いをしました。結局マルコとアンナの別離のシーンで使われる音楽が収録されるのは90年代にエバーグリーン版を待たなければならないんですよね(多分最近出たヤツにも入ってる筈ですが)。そういえばオープニングで「ひと掴みの雲が…」と歌っているフレーズを私は本放送中ずっと「一つ紙の雲が流れていく」のだ、とばかり思っていた記憶がありまして、地球の裏側の抜けるように青い空に浮かぶ白い雲はきっとクシャクシャに丸めた紙屑の様に見えるのだろうな、と勝手な理解の仕方をしていたものでした。でもそれはそれで詩的な表現ではあるように思えるのはあまりに手前味噌過ぎるというものでしょうか?
ゴルフわが技術―スコアの壁を破るシンプル・テクニック (PHP文庫)
1981年の初出であり、1996年に文庫化されている。
青木氏の技術論が展開されている。最近、再度読み直したが、トーナメントの記載が少し古いくらいで技術論には見るべきものが多い。パターとアプローチにその大半が割かれており、現時点でもその説は色あせることがない。
スコアが伸び悩んでいるゴルファー全てへお勧めの一冊。
必ず新しい発見があります。