トリコ グルメハンティングブック (ジャンプコミックス)
現在週刊少年ジャンプでの連載、テレビアニメ共に絶好調な島袋光年先生の漫画「トリコ」ですが、先日単行本17巻と同日にファンブック「トリコ グルメハンティングブック」も発売されたので、単行本と一緒に買って読みました。
作品に登場するキャラクターや場所はもちろんの事、トリコと言えば忘れてはいけない食材のデータもしっかり収録、紹介してありますし、単行本にも載っていない情報も、質問コーナーなどで出し惜しみなく掲載されてますので、連載や単行本を読み込んだ人でも買って損はありません。
例えば、マンサム所長の頭のネジが何の為に刺さっているかとか、ゼブラにラブ所長のフェロモンが何故効かなかったか、知りたければ書いてあります──と書けば、ほ〜ら読みたくなったでしょう(笑)?
あと、連載前に書かれた読み切り作品と、ワンピースとのコラボ漫画も収録されてますので、そちらをもう1度読みたいのなら買いですよ。
トリコ 20 (ジャンプコミックス)
島袋光年『トリコ』は『週刊少年ジャンプ』連載のグルメ・アクション漫画である。美食が価値の中心となったグルメ時代において、未知の食材を探求する美食屋トリコの冒険を描く。
『トリコ』の大きな特徴はグルメとバトルの二本立てになっていることである。未知の食材を探求するトリコの前には凶暴な生物や敵対勢力が立ち塞がり、激しいバトルになることが多い。バトルは少年漫画の王道である。
一方でバトル中心はワンパターン化の弊害に陥りやすい。「こいつを倒したら、次はあれを倒す」の繰り返しになるためである。トリコではグルメという軸を別に設けることで物語に深みを増している(林田力「『トリコ』第12巻、グルメとバトルの二本立て」リアルライブ2011年1月7日)。
『トリコ 20』はグルメ界へ単独乗り込んだIGO会長・一龍と美食會の対面というシリアスなシーンから始まる。美食會の幹部の前で一龍は圧倒的な力を見せる。典型的なバトル漫画では一龍は美食会に敗れ、パワーアップした主人公が倒すという筋書きが予想される。仮に予想通りであったとしても一龍の十分な強さを描いており、まだまだ主人公は追いつけそうにない。
美食會との絡みは序盤のみで後は修行的な短編が続く。その中で仲間とは同じテーブルを囲んで食事ができる者という台詞が登場する。友情が少年ジャンプの三本柱の一つに数えられているように、仲間は少年漫画で重要な要素である。グルメ作品らしい仲間の哲学を示している。(林田力)
FIGUAX トリコ Vol.3 ホテルグルメ料理長 小松
トリコのフィギュアは全体的に男の子向けと言うか、造形が荒い感じの物が多いのですが、このシリーズはとても丁寧で好感が持てます。できればコック帽の取り外しだけではなく、腕のパーツも欲しかったです。ユンもかわいらしいですが、小松の土台に一緒におくのが難しい。
FIGUAX トリコ Vol.1 美食屋四天王 トリコ
ココとトリコが好きで購入しましたが、せめて「いただきます」ポーズがつけられる様差し替えの表情や手首を付けて欲しかった気持ちがあります。 またはテリークロスあたり値があがっても付属できたのではないかとも感じます。 表情が豊かな彼なので肉とかほおばったり持たせたりする工夫は出来たんじゃないのかと思います。 そんな物足りなさに星を一つ減らしました。