Terminal [VHS] [Import]
スピルバーグとトム・ハンクス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが贈るコメディー映画。正直あまり期待してなかったのですが、想像をはるかに超えて面白かったです。かなり笑えます。ブロークンな英語を話しながらユーモラスな演技を披露するトム・ハンクスの技に脱帽。キャサリン・ゼタ・ジョーンズもチャーミング。
ターミナル [DVD]
スピルバーグ作品には、常に何らかのキーワードが隠されている。
この作品においては、“待つ”という言葉がそれに当てはまるだろう。
とにかく脚本が非常に良いと思った。
また、これを選んだスピルバーグ監督のセンスもすばらしい。
スピルバーグ監督とのコラボでは、『プライベート・ライアン』でも定評のあるトム・ハンクス。
この役者さんは、こういう野暮ったい素朴なキャラクターを演じさせたら天下一品だ。
現代では“待つ”という単調な行為が、合理性には欠けるように思われがちだ。
だが、純粋なまでにひたすら待ち続けるという行為は、とても尊い行為なのだ。
国際空港というある種、人種のるつぼ的な空間で繰り広げられる、人との触れ合い、別れなどを、この作品から感じ取ることができれば、大満足の映画だ。
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ミュージカル舞台の方が非常に良くできた作品だったので、果たして上手く映画にリアレンジされているかが不安でした。
キャストもリチャード・ギアって安直じゃない?と見る前はやはり不安だったのですが、観後の感想としては「とてもよくできている」「すごく楽しかった」が率直なところでした。
リチャード・ギアの演技も、「あの一見して信用のおけなさ」は本当に役どころにベストフィット。オリジナルの舞台にも無かった最後のタップダンスのシーンはダンスの技量なんてどうでもいい!あの緊張感を表現しただけで満点です。
レニー・キャサリンの両女優も役の雰囲気作りから細かい演技まで最高でした。永久保存物です!