花さか天使テンテンくん 感動セレクション 1 (集英社文庫 お 72-1)
中学生のときジャンプで一番好きな漫画でした。
こぼれ話には、連載当時の人気順位が各話毎に書いてあり、
作者の当時の苦労がわかるので好きです。作者の本音も。
この感動セレクションには掲載されませんが、コミック版の
バカバカしい話や質問コーナーも面白いので初見の人はコミック版も買いましょう。
4巻の書き下ろし完結編に期待します。
にげだせ!ジョニー あくまのけいむしょ (集英社わくわくキッズブック) (集英社わくわくキッズブック―にげだせ!ジョニーシリーズ)
小学4年生の息子が見つけてきた本。脱獄犯のジョニーはなかなかチャーミングです。
1001回つかまり1001回脱獄に成功したジョニーは、もともとどういう罪で捕まったのかは忘れてしまったと言っていますが、本当は無実の罪だったので言いたくないのだそうです。
そうして脱獄に脱獄を重ねている訳ですが、このお話は513回目に捕まった時のお話です。
ジョニーは、うっかり自分が指名手配犯だということを忘れて、拾った財布を交番に届けて捕まったというのですから、本当はきっと良い人(子?)なんでしょうね。
さすがに脱獄犯ジョニーの名前は有名で、悪魔の刑務所に連れて行かれ、デビル看守長という恐ろしい看守もいます。でも、ジョニーはどうやって脱獄しよう?とワクワクするのです。
いろんな方法でハードルを越えて行くジョニー。「でも、これはジョニーだから出来ることだから、マネしないでね」みたいなセリフもあって、迷路なんかもあって、楽しみながら読み進められるように工夫されています。
全体的な体裁は児童書で、文字も絵本に比べてとっても多いですが、全体的にマンガな作りです。普段は本はちょっと苦手なお子様にも、気軽に読める本だと思います。楽しかったですよ。
これからシリーズで出て来るのかな。かいけつゾロリみたいな感じで楽しんで下さい。