殺しの序曲―刑事コロンボ (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
「傘」がコロンボにとっての大きなヒントとなっていた。「ロンドンの傘」と同じものがヒントとなったことが、少々不満。なにか別のものを使ってほしかった。
コロンボの台詞にも「ロンドンの傘」が今回の事件解決のヒントになったといっていた。
コロンボが何に着目するのかと言うのは、愛読者としては大きな楽しみの一つ。その意味で、ちょっと残念な作品となった。
しかし、細かい「仕掛け」を始めのシーンに全て明らかにされてしまったDVDよりは、楽しめる出来だった。
ケイドレーダー ティーダ・レッド
電池の消耗は激しく、1日持たない。
数時間でなくなってしまったので、1日で使い切りのイメージです。
商品自体は面白く、隠れている人もレーダーで見つけてくれる!!
外遊びで利用するので商品自体にキズがつくのは仕方ないが、やはりかなりの傷がついた。
スネークマンショー(急いで口で吸え!)
懐かしいですなぁ‥。私は当時からクラスメートの影響で大のYMO好きだった。ユキヒロの生ドラムに、教授のキーボード、細野のベース‥。そして4人目のメンバー松武のシンセプログラム‥。デジタルっぽい未来的な響きに夢中だった!YMOが参加したもので唯一、購入しなかったレコードがコレ!当時はこのレコードのコンセプトがよく解らなかった。YMO参加なのにギャグメインかよっ!みたいな‥。でも今聴くとぶっ飛んだところが結構ツボに入っている。「これ何ですか?」、「〜シンナーに気をつけて壁塗んな!」は爆笑してしまった!結構エロいギャグが多いのも嬉しかった‥?(笑)女性の声を演じてんのが「鵜飼るみ子」、「島津冴子」嬢だもの!ガンダム、うる星ファンの私は彼女達に「あんな声」出されたら、どうしていいやら!(笑) 伊武雅刀(雅之か‥)も異様にテンションの高いオーバーな演技は最高!(女性との足踏み対戦は爆笑!)他のメンバーも笑わしてくれました。当時は買いそびれたが、今聴くと当時の世相とか雰囲気がわかって興味深いですな‥。あの時代に戻れたような懐かしいCDでした。若い方々も、是非ともオジさんギャグを満喫して下さいな‥?(笑)
<東映55キャンペーン第12弾>またまたあぶない刑事【DVD】
1988年なんてついこの前、と思いきやもう四半世紀が経とうとは
ビックリだが、当時はこのドラマに入れ込んでいたものだ。
TVドラマの映画連動としても画期的だったし、また映画版はスケールがデカい。
柴田恭兵と舘ひろしも60歳を超えたが、この頃は30代の一番カッコ良かった
時代。ゴールドのレパードで颯爽と現れるふたりには憧れたものだ。
今回廉価版DVDが発売されたので、この際揃えようかなと購入したが、
正直画質はあまり期待していなかった。
ところがレストアされた本作は十分以上の画質であり、四半世紀前の横浜が
まるで昨日のように残されているから余計に嬉しい。
系譜的には東宝系の「俺達の勲章」を継ぐものだが(タカとユージの名前も優作と
中村雅俊の役名から取っているしね)、横浜もすっかり変わってしまい
今ではロケハンさえ大変そうだ。
お馴染みのTV版テーマソングも終わりで流れるし、現在もまだセントラルアーツ
専属俳優(笑)である仲村トオルのいじられ方など、本作を観ていると当時を
色々と思い出してしまう。
珍しいのはメイキングが収録されていることで、それも長尺の45分。
ダブルなしでスタントをこなすふたりの姿には、やはり拍手喝さいだ。
街中でバンバン銃を撃ちまくる作品は今じゃ撮れないだろうが、アメリカじゃ
LAダウンタウンのド真ん中で「ヒート」を撮ったりしているので、日本も
あれくらい寛容になってもらいたいものだ。
星はちょっと甘めの5つです。
刑事コロンボ 殺しのマジック (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
この作品は3点について特筆すべき作品。
ひとつは刑事コロンボ(本、映像共に)の約束事「最初から犯人を明かした倒叙ミステリー形式」を全く変えずに、10数年ぶりに帰ってきたコロンボ作品、つまり「新作刑事コロンボ」であること。
もうひとつは「新作刑事コロンボ」としての特徴として挙げられるのだが「実在のモデル」が存在するという事。今回は1970年代に一世風靡した「超能力者ユリ・ゲラー」が犯人のモデルとなっている。また超能力批判で有名だったマジシャン、アメイジング・ランディが被害者のモデルとなっている。
更にもうひとつは、今回ほど血生臭いストーリーは初めてという点。
犯行年月日が「1990年3月18日」と実に細かい設定も面白い。今回は「マジックの社会」を垣間見る。