ACOUSTIC GUITAR 中川イサト FOOTPRINTS フットプリンツ
難易度は簡単なものから、ある程度難しいものまで幅広い。
オープンチューニング、フィンガースタイルの入門者にはぴったりだと思う
わたしを断罪せよ
それで自由になったのかい?すべての価値を問い直す・・・荒削りな言葉で、純粋な魂の叫びをたたきつける。テレビでこのおっさんのライブ映像をみて、声をつぶして歌う、シャイで不器用なスタイルに惹かれた・・・このCDでもおっさんは語っていた・・なんやようわからんうめき・・みんなも歌ってください・・このカッコ悪さ。かっこいい!
そしてぼくはひとりになる
前作「ぼくが死んでこの世を去る日」に比べていい意味で力の抜けたアルバムになっています。きっと録音も楽しかったのではないでしょうか。歌詞も「また恋をしてしまったぼく」のような極私的内容です。
金子マリさんも最高だし、後半ちょっとダレますが、なかなかの名盤ではないでしょうか。
Le Bleu
ジャスティン・キングに対しては、ギターの演奏技術ばかりに関心を集中させる人が多いかもしれないが、コンポーザーや作曲家としても、素晴らしい才能を持っている。この作品のラストの曲で彼のボーカルを聴く事ができるが、けっこう良い声をしているのがわかる。実際マイスペックなどで試聴できる彼の歌物の曲もなかなかのものなので、そっちも興味があったら聴いてみると良いだろう。
しかし、この作品でのメインはあくまでギターである。フラメンコギターやケルト音楽を軸にしたような曲もあるし、Micheal Hedgesみたいなパーカッシブなタッピングスタイルの詩情を取りこんだ感じの曲もあり、ギタリストとしての腕前だけでなく、彼のミュージシャンとしての幅を感じる事ができる。情熱的でエモーショナルなだけでなく、詩的な叙情性の表現も見事である。
パーフェクト・ブルー: Perfect Blue
動画サイトでExtremeのMore Than Wordsを検索していたときに、たまたまチョン・スンハ君を知りました。「この子は一体何者?」こんなにあどけない少年の凄すぎるギターテクニックを目の当たりにすれば、誰でもそう思うと思います。アコースティックギターのCDなど今まで買ったことがなかったのですが、スンハ君のCDが出たら絶対買おうと思っていました。動画サイトで特にアクセス数が多かったものと、彼のオリジナルが2曲入っています。名曲のカバーが多く収められているのですが、スンハ君が演奏すると元の曲がさらに輝きを増すように思えてきます。ジョーン・オズボーンのOne of Us、スティングのFields of Goldなど、聴いているうちに涙が出てきました。ギターひとつで人々を感動させるスンハ君てすごいな。13歳になった彼の写真がジャケットの中にありましたが、音楽に対するひたむきさを感じますね。涼しげなルックスもいいです。すでに一流のミュージシャンから、ギタリストとしての腕を高く評価されているスンハ君なのですが、これから一体どんなアーティストになっていくんでしょうか。韓国から本当にすごいアーティストが出てきました。目が離せないです。インタビューも見ましたけど、とっても真面目な少年ですよ。全世界が注目のスンハ君。こんなに素晴らしいアルバムをありがとう。